もう残骸しかありませんが

中央手前のちっちゃい丸いパン

これが最初は8個ありました。

うち2個が餡パンでした。

見た目はどれも同じなので

食べてみないとわからない。

当たる確率は1/4。

それがこし餡ルーレット。

(つぶ餡じゃないのがちょっと残念)


遊び心でちょいと餡を入れて焼いてみたら

娘うけが良かったのに気を良くし

以来、2個だけ餡を入れるようにしています。

「お母さん、餡パンはどれ?」

さあね。どれかな~?

という会話が楽しくて。

そのうち娘は用心深くなり

重さを確認したりして

餡パンを最後に残しながら食べるようになりました。

(好きなものは最後まで取っておくタイプ)


ところがある日

というか、昨日の朝

無防備に食べていた夫に餡パンが当たってしまいました。

「今朝は全部餡パンなわけ?」

やや不機嫌に質問(というかたちで抗議)する夫に

いやいやいやいや、2個だけだから

確率は1/4で、たまたまそれに当たっただけだから

一所懸命説明して機嫌をなおしてもらったのでした。

寝坊して起きてきた娘にそれを報告したら

「え~」と少々ご不満。

楽しみにしていた餡パンを

1個食べられちゃったから。

(お前が寝坊するのがわるい)


1/4の確率といえば

どちらかといえば起こりにくい事

それでも起こるときは起こる。

もっと確率の低いことでも

起こるときは起こる。

そういうものですね。

万にひとつも起こるかどうかというくらいの

不幸な出来事に遭遇したときに

なんで私が?

と何かを恨みたくなることがありますが

深い理由なんて無くて

何気なくやっていたらたまたまそうなった

そんなものなんだろう。

昨日我が家を襲った小さな不幸に

そんなことを考ええました。


平和だわ、我が家は。