先週末、友人に誘われた娘が、お稽古の見学に行ったときのことです。
お稽古は、中学校の体育館で、夕方6時半の開始。
友人と学校近くで待ち合わせ、途中まで見学させてもらったら帰るとのこと。
途中までって、帰りは何時?7時過ぎるとそろそろ暗くなるよ。
と、尋ねたら
「わかんない。」
じゃあ、帰るときに連絡してね、迎えに行くから。携帯持ってってね。
(中学校はすぐ近くなのですが、やはり暗い夜道は心配で。)
「学校に携帯持って来ちゃダメだって言われてるから。」
じゃあ、どうやって連絡するの?
「・・・」
たまたま、会場が中学校の体育館なだけで、学校とは関係ないんでしょ。
「・・・」
部活でもないし、学校行事でもないんだし。
「・・・」
学校だったら、日没前に帰れるように、下校時間を設定してくれてるでしょ。
「でも、持って行きたくない。」
じゃあ、帰るときどうやって連絡するの?
「・・・」
携帯持ってかないなら、お母さんもついてかなきゃ。
「やだ!」
(こっちだってやだ!と言いたいところをぐっとこらえ)
暗い道をひとりで帰って来るんじゃあ、行かせられない。
「え゛ーーー!?」
じゃあ、携帯を携帯するか、お母さんを携帯するか、どっちかにしなさい。
「どっちも、やだ!」
じゃあ行かせない。
「やだ!!!」
以後、出かけるまでの15分、全力で説得するも
娘は「やだ」の一点張り。
あまりの分からず屋ぶりに、私もつい、大きな声を出してしまいましたし
娘も、なんてウザい母親かと思ったことでしょう。
結局、時間切れで観念した娘が、私を携帯することで折れたのですが
険悪なムードでのお出かけとなってしまいました。
ええ私だって、やりたくありませんでしたよ。
せっかくのお友だちどうしの楽しいお出かけに
親がノコノコついて行くなんて、野暮なことこの上ない。
いやな夜でした。
でも、ならぬものはならぬのです。
娘の成長に伴い、これからもこんな問題はしばしば起こって来るのでしょう。
ひとりでできる、ひとりでやろうという娘の気持ちはもっともです。
いつか訪れる巣立ちの日に備え、どんどん冒険させ、経験を積ませたい。
私だって、そう思っています。
ただし、ちゃんとステップを踏んで。
そして、あくまでも親の庇護のもとでのことです。
巣立つまではね。
時には背中を押し、時には手綱を引き締め
うまく巣立ちをサポートできたらいいなと
未熟ながらも、親として願います。
許されるなら、ずっとそばに置いて溺愛したいところですが
普通に考えれば、私たち親のほうが先に死んじゃうわけですから
ひとりでもちゃんと生きていけるように、たくましく育ってくれますように。
そして、願わくば
巣立ちまでの限りある日々を
大きな声で言い争うことなく
素直に愛情を伝え
仲良く楽しく穏やかに過ごせますように。
ちなみに、見学時間は思ったより短く
明るいうちに帰宅できたので、私の空回りでした。
でも、もしも本格的にお稽古を始めるとなると、終わるのは8時過ぎ。
担当者の方にお話をうかがったところ
「防犯のほうが大事ですから、携帯を持って来るのはかまいませんよ。」
とのことでした。
そこだけは どや顔 しても よいですか
お稽古は、中学校の体育館で、夕方6時半の開始。
友人と学校近くで待ち合わせ、途中まで見学させてもらったら帰るとのこと。
途中までって、帰りは何時?7時過ぎるとそろそろ暗くなるよ。
と、尋ねたら
「わかんない。」
じゃあ、帰るときに連絡してね、迎えに行くから。携帯持ってってね。
(中学校はすぐ近くなのですが、やはり暗い夜道は心配で。)
「学校に携帯持って来ちゃダメだって言われてるから。」
じゃあ、どうやって連絡するの?
「・・・」
たまたま、会場が中学校の体育館なだけで、学校とは関係ないんでしょ。
「・・・」
部活でもないし、学校行事でもないんだし。
「・・・」
学校だったら、日没前に帰れるように、下校時間を設定してくれてるでしょ。
「でも、持って行きたくない。」
じゃあ、帰るときどうやって連絡するの?
「・・・」
携帯持ってかないなら、お母さんもついてかなきゃ。
「やだ!」
(こっちだってやだ!と言いたいところをぐっとこらえ)
暗い道をひとりで帰って来るんじゃあ、行かせられない。
「え゛ーーー!?」
じゃあ、携帯を携帯するか、お母さんを携帯するか、どっちかにしなさい。
「どっちも、やだ!」
じゃあ行かせない。
「やだ!!!」
以後、出かけるまでの15分、全力で説得するも
娘は「やだ」の一点張り。
あまりの分からず屋ぶりに、私もつい、大きな声を出してしまいましたし
娘も、なんてウザい母親かと思ったことでしょう。
結局、時間切れで観念した娘が、私を携帯することで折れたのですが
険悪なムードでのお出かけとなってしまいました。
ええ私だって、やりたくありませんでしたよ。
せっかくのお友だちどうしの楽しいお出かけに
親がノコノコついて行くなんて、野暮なことこの上ない。
いやな夜でした。
でも、ならぬものはならぬのです。
娘の成長に伴い、これからもこんな問題はしばしば起こって来るのでしょう。
ひとりでできる、ひとりでやろうという娘の気持ちはもっともです。
いつか訪れる巣立ちの日に備え、どんどん冒険させ、経験を積ませたい。
私だって、そう思っています。
ただし、ちゃんとステップを踏んで。
そして、あくまでも親の庇護のもとでのことです。
巣立つまではね。
時には背中を押し、時には手綱を引き締め
うまく巣立ちをサポートできたらいいなと
未熟ながらも、親として願います。
許されるなら、ずっとそばに置いて溺愛したいところですが
普通に考えれば、私たち親のほうが先に死んじゃうわけですから
ひとりでもちゃんと生きていけるように、たくましく育ってくれますように。
そして、願わくば
巣立ちまでの限りある日々を
大きな声で言い争うことなく
素直に愛情を伝え
仲良く楽しく穏やかに過ごせますように。
ちなみに、見学時間は思ったより短く
明るいうちに帰宅できたので、私の空回りでした。
でも、もしも本格的にお稽古を始めるとなると、終わるのは8時過ぎ。
担当者の方にお話をうかがったところ
「防犯のほうが大事ですから、携帯を持って来るのはかまいませんよ。」
とのことでした。
そこだけは どや顔 しても よいですか