ここで言うところの旗当番とは

朝の通勤・通学時間帯に、歩行者(主に小学生)の安全のために

交差点や踏切や横断歩道で端を振って立つ

小学生の保護者のことです。

娘の小学校では、これまでは

一部の期間、一部の保護者のみが、旗当番をしていました。

今年度からは、年間を通して、全校の保護者で、旗当番をすることになりました。


配布された半年ぶんの当番表の裏には、次の当番のお宅の地図が載っています。

旗振りが済んだら、次のお宅に旗を届けるための地図です。

個人情報保護のため、載せるのは、次の当番のお宅のみとしたそうです。

ということは、当番表を作成した役員の方が

一枚一枚、裏側に地図をコピーしてくださったわけです。

娘の小学校の世帯数は600軒以上ですから

その手間を思うと、本当に頭が下がります。

また、旗を持って立つ場所が、自宅からなるべく近いように

かつ、次の当番のお宅もすぐ近くになるように(旗を届けやすいように)

配慮して割り当てられています。

こうした、担当者の方々のご尽力に敬意を表して

もちろん、小学生をはじめとする歩行者の皆さんの安全を願って

また、日頃お世話になっている学校と地域のみなさまへの感謝をこめて

ハイ喜んで!旗を振りたいと思います。



ところで、当番表の中に、興味深い現象を発見しました。

なーんて、大げさに言うほどのことではないのですが。

私の当番は半年の中に3回あり

そのうちの2回が、ちょうど早出の日にヒットしていました。

私は週に2回、朝6時半前に家を出ます。

この日に当番が来たら困るなぁ

でも、週にたった2回だし、当番は年にたった5~6回だし

ヒットする確率は3割未満だし(計算の詳細は後ほど)

…と、高をくくっていたのですが

当たるときは当たるものです。

だから、宝くじのように極めて低い確率のものでも

人はそれに夢を託して買ってみたり

治癒する確率の低い難病でも

希望を失わずに闘病し続けたり(そして完治したり)

するのでしょうね。

なーんてことを考えさせられたのでした。


そうそう、早出の日の当番は、別の日に交代できるので、大丈夫です。

ちゃんとやります。

それから、当番表は、期間終了後に速やかにシュレッダへ。

そして、宝くじは買いません。


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では、私の3回ぶんの当番のうちの2回が

ちょうど早出の日にヒットする確率の計算を♪

どーしようもなくお暇な方、または、もの好きな方(失礼!)

いらっしゃいましたら、おつきあいくださいませ。


当番割り当てに際しては、実際には、様々な要因への配慮がなされており

必然があって、今回のような割り当て結果になったのですが

私のほうではその詳しいことがわかりませんので

割り当て結果を偶然とみなして、次のように確率を計算します。


旗当番をするのは平日ですから、月曜日から金曜日までのいずれかということで

5通りの曜日があります。

旗当番をする3回が、どのような曜日の組み合わせになるかは

5×5×5 = 125通り考えられます。


このうち、3回の中の2回に早出の曜日がヒットする組み合わせは

2×2×3 = 12通りです。

更に、3回の中に、早出の日と普通の日がどのような順番でヒットするかは

早出→早出→普通
早出→普通→早出
普通→早出→早出

の3通りですので

全部で12×3 = 36通りです。

これを、先ほどの125で割ると、確率は

36÷125 = 0.288

となり、3割未満です。

以上、最も単純な算出でした。

世帯数や半年間の登校日数なども考慮するほうが

より現実に近い計算になると思いますが

面倒くさいので、いつの日かまた、気が向いたら挑戦します。

最後までおつきあいくださった方、ありがとうございました。

でもまさか、ね。

そんな奴おらへんやろ~