今日は、娘の小学校の入学式でした。

お隣の坊ちゃんも晴れて一年生です。

いつも元気に走り回って、鉄砲玉みたいにどこかへ行ってしまって

ハラハラさせられることの多かった坊ちゃん。

この頃は、元気なのは相変わらずですが、ちょっと落ち着いてきて

しっかりとごあいさつできるようになりました。

きっと、ランドセルも似合うでしょうし、毎朝元気に登校できることでしょう。

そうしてだんだんお兄ちゃんになっていくのですね。



実は、うちの娘も今日登校しました。

もう一度、一年生からやりなおし

…ではなく、入学式のお手伝いのためです。

なんてったって、最高学年ですからo(^-^)o

5年前は、六年生のお姉さんに手をつないでもらって、入学式場に入場したのに

今度はお手伝いする側。


ふりかえれば、あっという間の5年間です。

初めての登校は、集合場所まで保護者同伴。

慣れないランドセルをしょって

緊張で吐きそうになりながら、ひきつった面もちで歩いて行った後ろ姿。

そして、初めての下校は、保護者たちが朝と同じ集合場所で待つのを

あっさりスルーして、下校の列にまぎれてどんどん遠くへ。

おいおい、どこまで行くんだい?

追いかけて捕まえて、話を聞いてみると

「お母さんたちがいるの、気がつかなかった。」

お願いだから、毎日ちゃんと帰って来て。

翌日からは、スルーはしなくなりましたが

「お母さんただいま!抱っこ!!」

ランドセルごと抱っこする母、毎日が筋トレ。

そうこうするうちに、次第に慣れてきて

私の帰宅が遅い日には、自分で鍵を開けて家に入り

私の携帯に「帰ったよ」と電話もできるようになりました。

今じゃ「母さん元気で留守がいい」

憎たらしくも逞しいティーンエイジです。


お隣の坊ちゃんを見ていると、まだまだ小さいなあと思います。

あんな小さな時から、娘はひとりで鍵を開けて、お留守番していたのですから

よく頑張ったと思います(毎日ではありませんが)。

いつもいつも叱ってばかりでは、ちょっとかわいそう。

今日は娘の好物を作って、少~しだけ優しくしようと思います。