大金もらって家を飛び出し

あっという間に使い果たし

食べるのに困って働いてはみるものの

やっぱり困って、ぼろぼろになって

困り果てて親のもとに帰ってみると

熱烈歓迎されるという

ルカ伝に出てくる放蕩息子のたとえ話。

※私フィルターで独断で要約しています。


飛び出したわけではないけれど

親の希望に反して、次第に遠くへと移り住み

気軽には帰れない所で暮らし

たまに帰ると熱烈歓迎される

そんな自分が放蕩息子に重なります。



そして、この放蕩息子

後ろ髪引かれつつ本日また去っていきます。



ちょうど回復期にさしかかっていた母は

日ごとに動きが良くなり、どんどん元気になり

お医者様からは「痛むようなら、また来てください。」

(痛くなければもういいよ)と言われるまでになりました。

その回復を目の当たりにして、ずっと感じていた良心の呵責が少し和らぎました。

それでも、一番痛くて辛かったときに駆けつけなかったという事実は消えず

思い残すことも多々あります。

できるだけまた、足を運ぼうと心に誓いつつ。




背中のタオル、よーし。

首もとのタオル、よーし。

ペットボトルの水、よーし。

指差し確認完了。いざ。