先日のイラストライブ のかたわら、もうひとつ気にかかっていたのは

サロマ湖100kmウルトラマラソン でした。

私自身は、恋するジョガーの会 のメンバーのくせに

日ごろ走ることはほとんどないのですが

読者登録させていただいているやじんさん が参加するということで

大会概要 をながめてみてびっくり。

100kmですかぁ?という時点ですでに想像の域を越えているのに加え

関門・制限時間のきびしさに唖然(この大会だけではないのでしょうけど)。

朝5時にスタートして

42.195km地点を10:30までに通過しなくてはいけないそうです。

その後も

50km地点を 11:30までに
60km地点を 12:35までに
70km地点を 13:45までに
80km地点を 15:00までに
90km地点を 16:30までに

という制限があり

その時刻までに関門を通過できなければレースは強制終了で

最後尾の車に「収容」されてしまいます。

そして、フィニッシュは 18:00

この時刻までにゴールできなければ、やはり強制終了。

また、「異常が認められた場合」も強制終了。

這ってでも何してでも根性でゴールしたるわい!は通用せず

体調を維持しつつコンスタントに走り続けなければ

レースを続けることができないという

パワーとクレバーさが必要な、過酷な競技です。


われらが(誰の?)やじんさん は、みごと完走クラッカー

そのリポートはこちら。

 フラッグサロマ湖ウルトラマラソン

 フラッグサロマ湖100kmウルトラマラソン(スタート~55km)

 フラッグサロマ湖100kmウルトラマラソン(56km~Finish)

 フラッグサロマ湖100kmウルトラマラソン(網走~札幌)

日ごろから鍛えている人でも

100km走ると、体にはこんな現象が起こるという

興味深い内容です。

感情を抑えて淡々と冷静に綴られた文面ですので

非常に読みやすく、かつ心に響くものがあります。

ゴール直前からのくだりに

ほんの少し感情表現が入っているのが

よけいにぐぐっときます。

自分のことをこんなふうにつき離して第三者的に書ける

そんな人だから、走りきることができたのでしょう。

「来年は8時間台を」と宣言するところも、さすが。


あきらめず、自分に負けず、最後まで走りぬく人がいる

そんなことが、自分にとってもパワーになったりします。

…ということで午後も、午前よりもう少しがんばってみたいと思います。