月曜の朝だというのに物騒なタイトルですみません。

昨晩の Mr.○ンデー の男性MCさんのことです。


放射能による体内被曝に関する報道で

スタジオには放射線防護の専門家の先生もお越しでした。

しかし、MCさんがずっとしゃべっているので

専門家の方のお話がほとんど聞けませんでした。

せっかくの機会なのにもったいないと感じました。


ふだん研究室にいらっしゃるような方は

テレビ慣れしていないでしょうから、緊張もあるでしょうし

お話も、門外漢には少しわかりにくいところもあるかもしれません。

その緊張をほぐして十分に話せるような雰囲気を作り

お話にわかりにくいところがあれば補う

それが招待した側のお役目ではないかと思います。


しかし、昨晩のMCさん

ようしゃべること。

興奮した口調でしゃべり続け

ところどころで「ねえ、先生?」と相槌を求めるだけ。

そして、先生が話しているのを途中でさえぎることしばし。


MCを務めるほどの人ですから、頭がよろしいのでしょうし

番組の前にたくさんお勉強もしたでしょう。

でも

私が知りたいのはお前の頭の良さでも努力の程度でもない。

私が聞きたいのはお前の話じゃない。

専門家のお話が聞きたい。

だって、そんな知り合いもいないし

出会ってお話を聞く機会も無いのだから。


という残念な時間でした。

震災、原発、放射能が関係してくると

いまだ興奮気味の報道関係の方々が多いと思います。

伝えるというお仕事が、それだけ難しいということでしょうか。