福島原発から半径20km圏内が

今日から立ち入り禁止になってしまいました。

避難を余儀なくされた皆さんの辛い生活を思うと

心が痛みます。

その一方で

立ち入り禁止区域のど真ん中にずーっととどまっている方々がいます。

原発の作業員の皆さんです。

避難なさっている皆さんも作業員の皆さんも

同じ生身の人間なのに。



20日の東海テレビの朝のニュースによれば

作業員の皆さんはどなたも

1、2回は倒れているそうです。

第二原発の体育館に防護服のまま寝泊まりしていて

布団はなく、固いマットの上に寝袋で雑魚寝。

寒いし、他人のいびきもあり

熟睡できないため慢性の睡眠不足。

防護服に全面マスクをしているので中は暑く

汗をかいてもお風呂がありません。

シャワーを浴びることもできません。

不衛生だし、精神的にもリラックスできない状態です。

食事はレトルトで野菜不足。

作業員の皆さんも8割くらいが被災者で

ご家族をなくした方もいます。

しかも、本社のほうからは次から次へと

そんなのすぐには無理!という要求が。

一生懸命やっていても現場の声がなかなか理解されない。



という、二重三重のストレスを抱えながら

劣悪な環境のもとで

過酷な労働に従事しているそうです。



放射線の危険にさらされながら

日本の未来を担って作業してくださっているのに。

こんな状態で集中力を持続するのは至難の業だし

作業ミスも起こりやすいと思います。

良いコンディションでお仕事をしていただくためにも

最高級の待遇を受けてもよいのではないかと思います。




4/20(水)「とくダネ!」8:30すぎの放送でした。

愛媛大学大学院の谷川武教授が

16日から19日までの間に

作業員の皆さん90人を診察なさった

そのときの様子だそうです。

その後、改善はなされたのかどうか

引き続きニュースが気になります。




今日はまじめですみません。