娘が小さな怪我をしました。

下唇の内側のやや下のところがザックリ切れました。

傷の深さは2nm近くでしょうか。

鉄棒の練習をしていて

着地のとき棒が顔の前にあったそうです。

あ!と思った時には
棒が下の前歯ににガーンと当たったそうです。

下唇がクッションになったので歯は無事でしたが

下唇内側が切れてしまいました。



着地しようとして顔の前に棒がある状況だなんて

想像するだけでぞっとしました。

一歩間違えば、と考えても怖いですし

ぶつかってザックリ切れたときの痛みを思うと

全身がジリジリしました。

痛かっただろうなあ。

そのあともずーっとズキズキ痛いはずだし

食べたり飲んだりするたびにしみるし。

なんてかわいそうな…

代われるものなら代わりたい。



などと思ったのもつかの間。



本人はけろりとしたもので

「おかーさん」

なあに?(←怪我人にはちょっと優しい)

「見て見てほら!ぱっかぱかだよ」

い゛やーーー!やめてやめて!痛そう!!



「おかーさん」

なあに?

「見て見て!」

うわぁ!痛そう!



「おかーさん」

なあに?

「見て見て!」

・ ・ ・



「おかーさん」

えぇい!うるさいわいっ!!

「おかーさんのリアクションおもしろい」





親で遊ぶな。

傷口で遊ぶな。

ああもう。

心配なんかして損した。

もうつきあい切れない。

一生ぱっかぱかやってなさい。



と思ったら

翌日にはなんとなく傷口がふさがり腫れもひいて

その翌日には傷口がちょっと小さくなり

更にその翌日には大きな口内炎程度に回復。



早いね、傷が治るの。

「口の中だからね」(ことも無げに)

なるほどー。

「それにね、子どもは傷の治りが早いんだよ。」



その言いぐさ、なんだかイラッとします。