身近なところでは

「貯キンのキンは筋肉の筋!」の迷言の

あのインストラクターさん(どの?)。

パフォーマンスにももちろん華がありますが

ただ立っているだけのときも

なんとはなしに視線がいきます。

先月のイベントで

複数のインストラクターさんが並んだときも

美しい立ち姿勢が際立っていました。

最幸でした。




身近でないところでは

元体操選手の冨田洋之さん

「美しくなければ体操でない」と

正確さに加えて表現力をも追求し

技の難易度をあげても妥協せず

理想に近づく努力を惜しまない人でした。

会場がシーンとするほど

見る人を惹きつけてやまない演技をするとともに

普通に立っているときも

不思議なくらい目が離せませんでした。

表彰台に上がったときも

メダルの色に関係なく

冨田さんの立ち姿勢が一番綺麗でした。

団体戦の表彰のときは特に

6人×3チームがぞろぞろと台に上がります。

談笑したりキョロキョロしたりする選手もいます。

そんな中で冨田洋之さんは

笑顔を見せつつも

凛と立っていました。



もっと遠くなって

スーツアクター高岩成二さん

東映の仮面ライダーシリーズや

スーパー戦隊シリーズの

主役のスーツをかぶっている人です。

スクリーンの中でしかお目にかかれず

しかも顔が見えない

そんな高岩さんは

殺陣のシーンはもちろんのこと

作品中の人物のキャラにあわせて

アクションスタイルを使い分ける演技力にも

定評があります。

この人の立ち姿勢も美しい。

アクション中でもなく

構えの姿勢を取るでもなく

無造作に立っているだけ

なのにどうしてこんなにと思うほど

視線が吸い寄せられます。





何気ない立ち姿勢だからこそ

その人の生き様が表れるのかもしれません。




膝こぞうの綺麗なお姉さんが好き、とか

こだわるところは人それぞれと思いますが

私は、立ち姿勢の美しい人が好きです。