ここしばらく娘を抱っこしていません。
半年ぐらい前まではたしかに
抱っこ抱っことせがまれ
5分ともたないながらも
ふんばって抱っこしていました。
いったいいつまで抱っこなの?
ため息まじりにぼやくと
「中学校にいくまで」
けろりとそう答えていました。
しかも普通の抱っこでは飽きたらず
3mほど助走して勢いをつけて
びよ~んと飛びつくのがブームでした
飛びついた後に
よいしょよいしょとよじ登るのが楽しいとか。
おんぷも以下同様で
飛びつかれる衝撃に耐えるには
相当の鍛錬が必要でした。
中学生になる頃には確実に
私より大きくなってるぞ。
そう踏んだ私は
気合をいれて筋トレしました。
多少のおもりでも娘より軽いし
多少きついトレーニングでも
あの衝撃を思えば屁のつっぱり
さあ娘よ
どっからでもかかってきなさい
…てぐすねひいて待っているのに
待てど暮らせど
ああ、そうそう。5月以来です。
親子で参加する小学校の行事があり
「お父さんお母さん
お子さんを抱っこしてみてください!
子どもたちは
お父さんお母さんをおんぶしてみましょう!!」
というレクリエーションがありました。
「お父さんお母さん
最近お子さんを抱っこしたのは
いつですか?
これが最後の抱っこになるかもしれません。
さあ、愛情こめて
抱っこしてあげてくださーい!」
進行係の人に促されて抱っこが始まると
会場は「重い!!」の悲鳴でいっぱいに
そんな中で楽勝だった私は
すっかり調子こいてしまい
最後なはずはない
だってうちの子はまだまだ幼いんだもの
と高をくくっていました。
それ以来ふっつりです。
そういえば
照れくさそうな微妙な顔をしていた娘でした。
そういえば
その少し前から
抱っこ抱っことは言わなくなっていた
…ような気がします。
そういえば
抱っこの後で
私をおんぶしてくれた娘の背中が
意外とがっしりしていたような気がします。
「お母さん、足つかなくて大丈夫だってば」
本当にその通りでした。
変化はある日突然訪れるような気がしますが
予兆はいくつもあって
それに気がつかなかっただけ。
これからも
鈍ちんな私の意識のはるか先を
娘は進んでいくのでしょう。
半年ぐらい前まではたしかに
抱っこ抱っことせがまれ
5分ともたないながらも
ふんばって抱っこしていました。
いったいいつまで抱っこなの?

ため息まじりにぼやくと
「中学校にいくまで」

けろりとそう答えていました。
しかも普通の抱っこでは飽きたらず
3mほど助走して勢いをつけて
びよ~んと飛びつくのがブームでした

飛びついた後に
よいしょよいしょとよじ登るのが楽しいとか。
おんぷも以下同様で
飛びつかれる衝撃に耐えるには
相当の鍛錬が必要でした。
中学生になる頃には確実に
私より大きくなってるぞ。
そう踏んだ私は
気合をいれて筋トレしました。
多少のおもりでも娘より軽いし
多少きついトレーニングでも
あの衝撃を思えば屁のつっぱり
さあ娘よ
どっからでもかかってきなさい

…てぐすねひいて待っているのに
待てど暮らせど

ああ、そうそう。5月以来です。
親子で参加する小学校の行事があり

「お父さんお母さん
お子さんを抱っこしてみてください!
子どもたちは
お父さんお母さんをおんぶしてみましょう!!」
というレクリエーションがありました。
「お父さんお母さん
最近お子さんを抱っこしたのは
いつですか?
これが最後の抱っこになるかもしれません。
さあ、愛情こめて
抱っこしてあげてくださーい!」

進行係の人に促されて抱っこが始まると
会場は「重い!!」の悲鳴でいっぱいに

そんな中で楽勝だった私は
すっかり調子こいてしまい
最後なはずはない
だってうちの子はまだまだ幼いんだもの

と高をくくっていました。
それ以来ふっつりです。
そういえば
照れくさそうな微妙な顔をしていた娘でした。
そういえば
その少し前から
抱っこ抱っことは言わなくなっていた
…ような気がします。
そういえば
抱っこの後で
私をおんぶしてくれた娘の背中が
意外とがっしりしていたような気がします。
「お母さん、足つかなくて大丈夫だってば」
本当にその通りでした。
変化はある日突然訪れるような気がしますが
予兆はいくつもあって
それに気がつかなかっただけ。
これからも
鈍ちんな私の意識のはるか先を
娘は進んでいくのでしょう。