高速道路をはしる | B級ヒルクライマー

高速道路をはしる

2012年の走り始めは福島市から南相馬市までの約60キロ。
3月下旬のこの日は常磐自動車道の相馬、南相馬市間開通一週間前のイベントで自転車で走れるイベントがあった。
イベントは午後からなので、午前中ゆっくりめに出発。
途中、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で避難区域となっている飯舘村をとおる。
国道添いの交通量は多いが、店も民家も人の気配はない。



1日も早く除染が進み、帰村できることを願う。
飯舘村で栄養補給ができず、南相馬市に着いたころにはハンガーノックの症状に。
ひさびさにやっちまったって感じだ。
タップリと栄養補給後は隊長とピナレロ氏と合流しいざ、高速道路へ。
自転車でインターチェンジを進む違和感はもう味わえないだろうな。



高速道路の路面は特殊なアスファルトなのか、水たまりもなく、走りやすい。



15キロ程走ってゴール。



貴重な体験であった。

南相馬市以南は原発事故の警戒区域になるため、開通はまだ先の話しでろう。
福島の再生なくして日本の再生なし。一年前にどこぞやの政治家が言った言葉であるが、政局ばかりに夢中な与党も野党もしっかりと福島再生に取り組んでいただきたいものである。


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