いざ講演! | 新社会人計画!!

いざ講演!

当日は僕を含め二人の学生が講演をしました。


講演会場では


「講演者:山田太郎(仮名)」


とデカデカ名前が張り出され200人ほどの学生が集まっていました。

もう緊張して逃げ出したいほどです。

もう一人の学生さんはあまり緊張した様子は見せず、どれだけでも話せるよ!といった感じです。


大学の方に「一人15分くらい話してね」と言われ愕然としているのに「まあ、大丈夫ですよ」ともう一人の人はコメントします。 僕は比較されると嫌だったので先に発表させてもらうことにしました。


「では○○さん、お願いします!」


いよいよ僕の講演がはじまりました。


教団にたつと200人みんながこちらを見ています。今までに味わったことのない緊張感が僕を襲いました。

僕は最初忠実に用意した原稿の内容をしゃべりました。開始時はパラパラ帰ろうとする人がいたりで逃げ出したいほどでしたが、僕は話しているとどんどん熱くなり、みんなが僕に興味を持ってくれていることがわかり、ヒートアップしてきました。


  最後のしめではコブシを出してジャスチャーするほどです。

かなり気持ちよかった!というのが僕の講演の感想でした。

二人の講演者の講演が終わると、質問時間です。

何を言われるのだろう・・・。とびくびくしていると最初の質問が


「○○さんはどうしてそんなにしっかりしゃべれるんですか?」


でした。


(終わりでは、熱くなっていましたが、僕はものすごく緊張していたのに・・・)


でも、うれしい質問でした。


冷静に考えると今から就職活動しようと考えている学生の質問としてはおかしいだろう?と思う内容だったのですが、僕はこの時学生のために講演をしたのではなく自分の成長のためにしたので質問内容が純粋に嬉しく思え、気持ちよく答えることができました。


女の子からは


「先輩どこの研究室ですか?」


と言われた舞い上がってしまうほどです。」


僕はこの講演のできばえをこの後友達や親戚、社会人の知り合いとの飲み会で何度も自慢してしゃべってしまいました。


「まあ、あの講演は俺の大学生活で一番モテタ時間だったな!フフ」


ちょっと切ないようで嬉しい講演となり、本当によい機会をいただけたと大学には感謝しています。