『彼らの世界』 | small planet

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日々の散文。
もしくは 独り言。

青年たちは コトバを使わない。

青年たちは 仕草で空気をかえる。

彼らは しなやかに揺らぐ着物をまとい剣を振りかざす。


彼らは あまりコトバが得意じゃない。

彼らは 静かな空気が好ましい。

だけど…
コトバを使わず 『音』を生み出す。

彼らが話さなくても
みているものたちが『声』をだす。

それは 『歓声』と呼ばれし音。


彼らは パフォーマンスで人々とつながる。

きっと 彼らの喜びは
更に形を変え世界をつくる。


小さき願いと 深き感情が居場所をみつけた。


創り出す楽しさなら 私もほんの少ししっている。


誰でも メリーゴーランドみたいな感情を持つことができるはず。


歓喜は 歓喜を産み出す。
彼らは たぶん満ち足りて行くだろう。

まるでハーメルンみたいに 彼らは 心を奪ってゆく。

さして 問題はない。

さあ冒険家になろう。