意識している動物である」
と言われているそうです。
このことをよく理解しておかないと
問題が起きることに繋がります。
子犬同士がじゃれ合っているのを
見ることがありますが、その時に
軽く首もとなどを噛み合うことが
あります。
これは「あまがみ」で、群れの中の
序列をつくっているのだそうです。
人間と一緒に暮らす場合
人間も群れの中の一員になります。
つまり、人間も含めて序列を
考えるのが犬の本能のようです。
もし飼い犬が「あまがみ」をしてきたら
はっきりとした拒否の姿勢を
示す必要があるそうです。
やり方は、噛んできた口を制止し、顎をもって、
顔を振り回す。
かわいそうな感じがしますが、人間と暮らすように
しつけるには、欠かせないこと。
甘やかした結果、飼い主だけではなく他人にまで
迷惑をかけるようになっては、犬にとっても
かわいそうなことです。
![犬 レトリバー](https://stat.ameba.jp/user_images/20150408/16/canis-vita/ca/da/j/t02200146_0640042513270253587.jpg?caw=800)
○厳しい態度で接することも必要
犬をしつけるには、人間が主導権を
握る必要がありますが、声をかけることは
犬にとっては媚を売っていることになるそうです。
なので、犬の訓練士は無駄な声かけはしないとのこと。
「よし、行け、待て」
といった的確で短い言葉を使って訓練します。
犬は人間が思うほど
人間に甘えているのではないそうです。
自分と周りとの序列を常に意識して、
たとえ飼い主である人間であっても
容赦しないのが「犬の論理」ということです。