フィアです。

あたち...

 

                   

                   ....4年前に。口笛

 

 

犬の分離不安は

特定の人、もしくは犬との分離により

激しい動揺をみせ

苦痛行動が伴います。

 

・排尿

・排便

・よだれ

・吠え続ける

・遠吠え

・噛んで破壊

・床を掘る

 

特に窓やドアのような

出入り口付近で

自傷行為や破壊行動を

することが多い。

 

症状が進むと

分離の兆候を犬が感じただけで

動揺し始めます。

 

飼い主さんを悩ます

犬の問題行動のひとつですね。

 

犬が分離不安を発症する

正確な原因を示す

決定的な証拠はありません。

 

しかし、飼育放棄や隔離されたり

シェルターに収容された経験があると

新しい保護者や家族に迎えられた後

分離不安が生じる率が高いと言えます。

 

分離不安は、文字どおり

『不安』が、その症状を悪化させます。

なので、

不安を我慢させるという考え方を

私達が捨てない限りなかなか改善しません。

犬の気を不安からそらす工夫を

考えてみてください。

 

「まて」や「ステイ」で後追いを

させない方法は、一見改善しているように

みえますが、形だけで気持ちに改善はありません。

犬によってはフラストレーションや

不安感が増しますので逆効果になります。

 

 

一口に『分離不安症』といっても

タイプがあるのをご存知ですか?

 

・分離不安

特定の人や犬に依存し、その人から離れるとパニック。

同居人や同居犬がいるならば

私がフィアに行った愛着分散型方式が効果的。

 

・孤独不安症

誰かが一緒にいれば、比較的落ち着いていられる。

一人ぼっちが苦手なタイプ。

エンリッチメントに配慮したおもちゃや器具を

普段から使う。留守番の時だけ使うと逆効果。

 

・閉所恐怖症

クレートやハウスが苦手。

狭い所が苦手の他にも、閉じ込められることが

苦手な監禁恐怖タイプ。部屋にフリーだとマシ。

このタイプには、我慢させることを学ばせるより

いつでもそこから「出られる」という安心感を

持たせることからスタートすることが大切。

 

タイプによって、

対処法が少し違ってきますので

どのタイプなのかを把握することは

とても重要です。

 

 

 

数年前の記事になりますが

パパっ子フィアの克服作戦は

コチラになります。

よかったら覗いてみてください。

(吠えのうるさい動画ありアセアセ

下差し