アポロがうちに来て3か月になりました。
生後5ヶ月になるまで人との関わりが全然なかったアポちゃんも
少しづつ家庭犬らしくなってきましたよ~!

 

家に慣れて、ミニピンらしさがでてきて、元気いっぱいなのは嬉しいことですが、
はじめの頃は、あまりの落ち着きのなさに私たちの目が回るようでしたよ。@@;

 

そして、ただ今、思春期真っ盛り。
最近は、自制心をうまくコントロールする練習を中心にトレーニングしています。
なんせ、ティーンエイジャーなので、何でも強制的に我慢させると

うまくいかなくなる恐れがある。
そんなわけで、気づいたら我慢できてたぞーー!って、
感じになるよう環境を工夫することで慎重にことを進めています。

 

 

そんな最近のトレーニングは、『リラックス』を教えること。

 

そもそも、「リラックス」とはどのような状態を指すのか?
それは、精神や肉体が緊張せず、くつろいでいる状態を指します。
このエクササイズは、落ち着きのない犬にだけではなく、
どんな犬にも教えておきたい練習のひとつです。
案外、ちゃんと教えないと「リラックス」って、いざという時に
できないもんなんですよね。

 

 

そして、この練習をする際の注意点ですが、
犬にリラックス状態を感覚として学んでほしいので、犬にむかってフセ!とか、
待て!などの声(号令、合図)をかけません。
それをしてしまうと犬は身体の動きに集中してしまって、リラックスを感覚で
学べないほか、飼い主さんの介入がないとおとなしくできないということに
なってしまいますのであえて声をかけません。

 

 

最初は数秒に1度、マットの上にトリーツを落とします。なるべく犬が下を向いている時に落とします。犬があなたを見つめている時には落とさないようにします。
なぜなら、犬がアイコンタクトの練習だと思ってしまいがちだからです。
そして、犬がトリーツを催促していない時のみ落とすようにします。
徐々にトリーツを落とす時間の感覚をあけていきましょう。

 

 

っとは言っても、
過去にまったくマットを使ったエクササイズをしたことのない犬にとっては、
置かれたマットの上に乗ることさえ難しいかと思います。
そんな時は、まずマットを使った基本練習から始めてみましょう。
 

 

動画は、アポロとマットを使った練習の様子です。

マットの上で伏せたら, その行動に対して正解を知らせるマーク(Click)をしています。しかし、動画前半20秒と後半では、報酬(フード)を与える位置が違います。

この違いによって、犬に教えている練習内容が変わってきます。

 

丸ブルー マットので報酬を与える→犬がマットへ移動して伏せる練習
ダイヤグリーン マットので報酬を与える→犬がマットの上に留まる練習

 

 

報酬の与え方の違いが、犬には大きな違いとして影響を与えます。

あなたが犬に教えたいと思っていることは、本当にしっかり犬に伝わっていますか?
 
 
 

 

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