あえて、警鐘を鳴らさせていただいたのが前回の記事でした。
ってことを、私は声を大にして言いたい。
そもそも、ドッグランっていう場所は
すでに社会性が身についた犬が安全に楽しく遊べる場所であるべきで・・・
『社会性がないんで、恐怖心から唸っちゃうかもしれません。
吠えちゃうかも・・いや、噛んじゃうかもしれません。』
なんていう犬にとっては、不特定多数の犬が集まるランはハードルが高すぎるし、他の利用者にとっても安全な遊び場ではなくなってしまうわけですよ。
飼い主さんにしてみれば「愛犬のために何かしなくちゃ!」っと思ってのこと。
でもね、現実にはその「ハードルの高さ」に気づいていない飼い主さんも多く、かえって愛犬にトラウマ作っちゃうケースもあるんです。
知らない犬との間に「社会的距離間」、パーソナルスペースをとってあげることがとても重要で、不特定多数の犬が近づいてこられるような環境に投げ込む(氾濫法 ※前記事参照)はとっても高いリスクを伴うっというお話です。
「氾濫法」は、強い刺激に直面させ「反応がなくなるまで」繰り返しその刺激を与え続けることで慣れさせる方法ですから、中途半端で終わらせると逆効果になります。
ちょっと状況は違いますが・・・
こんな私の過去記事、覚えていらっしゃる方いますか??
これが、私の意図とは関係なく、氾濫法になってしまったケースです。
前にも書きましたが、この方法は中途半端(反応がまだあるうち)にやめてしまうと
意味がありません。むしろ、逆効果。
この場合だと、その後のおしっこ出しの度にマーの警戒心や興奮がひどくなる。
そして、私の血圧も高くなる!! (*´-ω-`)・・・フゥ
それを避けるために、お互いのイヌの反応がなくなるまでおつきあいしたわけです。
()´д`()ゲッソリ・・・
反応がなくなる(氾濫法を最後まで終わらせる)までにかかる時間は、
わかりません。個体の反応レベルにもよるだろうし、対処の仕方にもよるので・・・。
だからこそ、お聞きします。
もしも、あなたの怖がりな愛犬がラン内でパニくった時・・・
反応が無くなる最後まで、その場で「おつきあい」する余裕と自信がありますか・・・?
意外と大変な作業だと思いませんか、これって?(≧ω≦;)
安全に社会性を身につけたいと思ったら
ぜひ、フレンドリーで優しい成犬の犬友さんに
お願いして会う機会を設けるか
もしくは、近くで開催されているパピーパティなどを
利用されることをおすすめします。