先月(6月)


・・・って、結局過去の話!?




だけど、私にとっては、最近ってことで・・・今年のことだしね



ということで・・・(^^ゞ





月1定例の、大学病院の呼吸器内科の受診の日のこと。





昨年(2013年の11、12月)この大学病院の神経内科に入院していた時に


同じ病室で、カーテン一枚隔てて、お隣のベットにいた同期の友に


会うことが出来ました。



彼女・・・Sちゃんは


起き上がれない私に、欲しいものはないかと声をかけて


お水を買ってきてくれたりした、心優しい人で



難病を発症したばかりで(2週間前に、突然、視神経に発症だとか)


しかもそのとき、お腹には3ヶ月になる赤ちゃんがいる・・・


そんな、想像するだけでも、辛い状況の中



ただ、となりにいる私のことを気遣ってくれた


そんな、彼女。



無事に、予定日通り(あと数分で日付かわる、そんなぎりぎりで)


病院着いて2時間


分娩室入って、30分の


超スピード安産で、元気な赤ちゃんを出産したよってо(ж>▽<)y




そんな、うれしいお知らせをもらってたけど


出産した後は、産科から神経内科に転科して


彼女自身の難病の


これからの治療方針を決めること



そのために、赤ちゃんだけ、先に退院すること


自分は、生まれたばかりの、我が子のそばにいれないこと。



でも、少しでも早く、我が子のもとに帰りたいから


意地でも頑張るねって、そう言ってて。



そんな彼女の、神経内科への転科と


私の受診日が


たまたま、重なって



だからこそ、叶えられたみたいに


半年ぶりの再会。



「診察終わったら、おしえてね!すぐ行くから!」って・・・


入院中の彼女が、私のいる場所まで、来てくれるという°・(ノД`)・°・



しかも、この日の診察、なぜか、受付して5分も待たずに呼ばれて


伝えてた予想終了時間よりも、1時間以上早かったのに


「オッケー!すぐいく!!!」って。



そして・・・果たせた再会の瞬間アップ


Sちゃん、スタスタと、しっかりした足取りでこちらに向かってて、


ニコニコしてて、そしてなぜか、パジャマじゃないから


一瞬、気づけなかったσ(^_^;)



大失態だよ~(笑)



ダンナさんが、会計や、書類もらうために、席を外してる間(外してもらった)


半年ぶりに、同期、水入らず?で二人きりの再会。



突然の難病発症から、出産までの間・・・


彼女は、どれほどの恐怖と孤独を、歩いてきたんだろう。


子供がほしくて、ほしくて


でも、何度か、流産という悲しい経験をしてきて


そして、やっと、やっとお腹の中で順調に育ってくれてるその時


喜びに満ちてた時、最高に幸せを感じてた時に


難病を発症して。


通例では、妊娠中は発症しないらしいのに、発症してしまった。


しかも、妊娠中は、進行は抑えられるけど


出産と同時に、一気に再発、進行すると告げられたと。



我が子を出産したら、そのひきかえみたいに


病気という悪魔が牙をむくなんて・・・。


どれほど、残酷なんだろう。



彼女の難病は、再発~寛解をくりかえしながら、そのたびに

少しずつ、進行していくというもの。


今は、視神経だけど、将来的には、いろんな神経が侵される。



ただ、その、再発のスパンを、すこしでも長くしようと


なんなら、再発なんてさせない!って治療に挑む彼女。


我が子を誕生させちゃったから、負けるわけにいかないって。


この子は、私が守らないと!って。




そう言ってるSちゃんは


不安でいっぱいだった、入院してた頃の彼女とは違って


なんだか・・・もう。母の顔をしてるようで。



でも、そんな、不安だった時でさえ


隣りにいる私に、やさしさを向けてくれるなんて。



その入院のとき、能面のような、神経内科の医師軍団に


打ちのめされて、廃人みたいになってた私は


Sちゃんの「なにか欲しいものはない?」っていう


その、やさしさに救われた。



あのときの、そのやさしさに、触れることができていなかったら


もっと私、壊れてたと思う。


頼んだもののほかに、「水分も大事だけど、ビタミンも大事だよ!」


と、差し入れてくれた「ビタミンウォーター」



ありがたすぎて、キラキラと、光って見えた気がした。


(そのペットボトル、洗って・・・今も大事に持ってるよ。なんか、捨てられなくて)



お互い、これからの道のりは長いから


ゆっくり行きたいね。


時々、チャンスがあったら会おう。



少しでも、進行を遅らせて


そしたら、そのうちきっと・・・。



ね。



そうそう、偶然の一致というか


私には、可愛い可愛い、ニャンコ王子がいるけど


彼女にも、可愛い可愛い、ニャンコ王女がいるとか。


しかも、年齢も同じ10歳!!!


そして、同じアメショーо(ж>▽<)y


入院中、盛り上がって、お互い、親ばかして写メ、見せあったっけ。



そのSちゃんのニャンコ王女


赤ちゃんとは距離をとってて


半径1メートル以内には、近寄らないんだって。


赤ちゃんが、ギャン泣きしたら、キャットタワーに避難しちゃうらしい。


ニャンコ王女も、複雑で・・・揺れる思いなんだよね、きっとね。


そのうち、仲良くなって、ツーショットの姿、みたいな。



それから、このまえ、日本の母の K母さんから復活を約束されたバラ・・・


3本の茎から、それぞれ、芽をだしてたのに、なんだか


突然、2本が消滅しちゃって


残った1本だけは、なんとしてもと・・・



そしたら、不思議なことに、一気に成長して


お花を咲かせそうな、その一歩手前に(ノ゚ο゚)ノ


全長・・・たぶん、8センチくらいしかないのに。



ダメダメな私に、喝をいれてくれてるの?


咲きそう?



まさに、意地というか・・・ど根性だね。



ここまできたら、もう、私の手からは、離れたとこにいるよね。




ちいさくても


咲いてもらわないとね!