【パッケージづくり】 紙と缶との違い | 【缶缶大好き! カンカンマンのBLOG】

【パッケージづくり】 紙と缶との違い


発信しなきゃ伝わらない!


役に立ちそうな情報は
できるだけ伝えたいですよね。



あ、どーも。


お菓子で笑顔を届ける
洋菓子店さんの商売繁盛を応援する
菓子缶ヒーロー カンカンマンです。






さてさて お菓子の缶をつくる時、


お菓子メーカーさんの企画やデザインの担当者と


僕たち缶メーカーの担当者の間で起こる


問題の一つに 『色の違い』 があります。


缶のデザインやイラストは


Illustratorという編集ソフトでつくられていて


それらを紙に印刷したモノを色見本としたり、


色指定のあるモノはDICやPANTONEなどの


色チップを見本にしています。


依頼者(デザイナー)と製作者(缶屋)で


色見本を共有して進めているにもかかわらず


いざ缶を試作してみると


『色が出ていない!』


とか


『色が違う!』


などと言われることが時々あります。





なぜそんなことが起こるのか?


というと、


下地の色(白)の白度に差があるからなんです。


オリジナル缶の作り方

左:紙の白さ   右:ブリキの白さ


少し分かりにくいかもしれませんが、


上の写真のような白色の違いが


デザインの色の再現性に影響してくるのです。


そういう下地の白度の差があるため


缶に何かを印刷する場合は


色のメリハリや発色をよくするために


色ごとに濃度を上げたり下げたりと


さまざまな調整を行なって


見本に近付けていく作業が必要になってきます。


デザイナーさんが想いを込めたデザインだから
僕たちもできるだけ
希望通りのモノに仕上げたいと思っています。



ただ、どうしても再現できない色もあるので


その時は・・・


・・・


・・・


ごめんなさいっ!!!
(って、あやまるんかいっ!


あ、再現できないものは
どうしようもないですからね。


ということで、
再現性を問われる日々が続きます。


ハロウィンのお菓子缶
コレはいったいどこまで再現できるだろうか・・・。



ブログを見に来てくれてありがとう!


関わる人達に喜んでもらうために
全力を尽くしていきたいと思います♪



ではではまた~!!!





つづく





洋菓子店専門の缶屋さん
僕の会社 【お菓子のミカタ】 の
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