アパート見つかりました!
突然ですが、この記事では、引越し先アパート探し〜アパートが決まるまでの体験を書きます。
さて、私はもともと8月中旬に渡仏してからは、ちーぽくんのご両親の家(実家住まい)に滞在させてもらっていました。
フランスの一軒家はまあまあ広いので、
ちーぽくんの部屋で寝起きして、
シャワーやご飯などはふつうに家族同然で過ごさせてもらう感じでした。
でも、お金払わずにただでずっと住まわせてもらい、
ご飯も食べさせてもらうのはご両親に悪い罪悪感でいっぱいでした…
でも、とてもありがたかったです!!
ご両親はとても優しいので、私たちがアパート探しをしてる間、
「私たちは、あなた達がうちにいる分にはいつまでいてくれても良いんだからね、
だからゆっくりアパート探せば良いのよ」
と言ってくれていた。
なんて余裕のある優しい大人なんだ…!
そういうわけで、アパート探しですが、ちーぽくんが7月から1人でネットで始めて、
私が渡仏したのが8月中旬、
それから8月いっぱいは、以前の記事にあるように
ちーぽくんがパリで仕事があったので、地元におらず、
物理的にアポイントメントやアパートの内見が難しかったので、
8月はアパート探しをさぼっていました。(笑)
そして9月からアパート探しを本格的に始めました。
アパート探しの方法ですが、私たちは「le bon coin」というサイトを使っていました。
このサイトは、日本のメルカリみたいなもので、
なんでも売っています。
売りたい人は、売りたいものを投稿します。
メルカリと違うのは、ここに不動産などの「貸し情報」もたくさんあるということ。
借りたいアパートの地域、家賃の価格帯、広さなどなどを条件検索するだけで、
その条件に合った物件を表示してくれるのです!
使ってるサイトは便利だったのですが…
もしアパートを探す人がいれば、個人的な感想ですが、9月はおすすめしません。(笑)
1年の間で、9月が1番難しい時期という人も多いです。
なぜなら…
フランスでは9月から新学期が始まって、
地方より大学に入るために引っ越してきた大量の新大学生(?新社会人?)が、
こぞって引越し先探しをし始める時期だからです!!!
その上、私たちが住んでいる某都市は、
最近フランスで住みたい都市ランキング上位に食い込んでいるらしく(知らんがな)、
パリジャンたちがこぞって移住してきて、
お金持ちの人がこの都市のアパートを買い占めて、AirBnBを経営しているというではありませんか!!
これ、社会問題にもなっているらしく、
あまりの人が移住してきたおかげで、
この都市の大学に入るために新しく引っ越してきた多くの学生が、
住む場所を見つけられず、1年間ずっと友達の家に居候させてもらったり、
住居が見つけられないのでやむを得ず大学を辞めることになってしまう例もあるそうです。
そんな近年の動向+9月という最悪の時期も相まって、
私とちーぽくんは、図らずしも現在のこの街の影響を
もろに受けました
(ちなみに、3月・4月とかの時期になると、
学生の数も減ってくるので、アパート探しも難しくなく普通になるそうですよ)
9月の私の生活といえば、
ちーぽくんは家でプログラミングの仕事をしているし、
ちーぽくん1人にアパート探しを任せるのはおかしいだろと思ったので、
私が積極的にleBonCoinを監視しました。
(仕事開始前のニートだからこそなせる技である)
そして、良さげな物件を見つければ、
すぐさまちーぽくんにURLを送り、
アパートの貸し手に内見のアポ取りの電話をしてもらいます。
この電話ですが、この時期だとみんなが血眼でサイトを監視している状態なので(笑)、
1つのアパート貸しますの情報が投稿されて20分も経てば、
アパート貸し手には20〜50を超える着信が集中するのですよ。
狂ってるぜ…!
なので、投稿を早く見つけてすぐさま電話するのは、
何より重要なのです。
仕事の準備をしつつ、
LeBonCoinを血眼で監視→電話でちーぽくんにアポイントメント取りしてもらう→アパート内見を繰り返しました。
けど、前述の現状があって、
一つの物件に20を超える希望者が殺到し、
審査の結果落とされることが続きました
ちーぽくんのいとこも社会人で、ちゃんとした会社で働いているのに、
アパートを探してもなかなか選んでもらえず、
現在も友人の家に居候してるというのだから、
現在の?この街の状況のやばさが分かります。
ちーぽくんのお母さんも、 « c’est la folie »(狂ってるわ!)と言ってました。
全然面白くない内容になってしまいましたが、(笑)
次の記事ではアパート契約が決まった時のことを書こうと思います。