車の解体と輸出の会社の向かいに中古車屋さんがあってそこの社員や社長は気さくで
いらなくなった部品や欲しい部品を売り買いするのでよく顔を出しに来てくれました。

ある日仕事が終わり帰りぎわに領収書渡し忘れたのを届けに向かいの中古車屋さんに寄ると社長の友達と言う方がいらしていました。
私:領収書忘れていたから届けに来ました。

社長:おーっルルちゃんありがとう!
お茶でも飲んでいけよ~
子供さん帰って来ちゃうから時間ないか?

私:あっ、少しの時間な大丈夫ですよ~

社長:こちら僕の友達のYさん、
私:初めてまして、向かいの会社の事務員です。

社長:ルルちゃん偉いんだぜ~一人で男の子三人も育てているんだから~なっ!ルルちゃん、
私:ええ…まぁ~

三人はお茶を飲みながら世間話をしていました。
社長:そう言えばルルちゃん英語出来るんだよな?
私:ええ…
社長:このYさん英語習いたいんだって、
ルルちゃん教えてあげたらどうよ!
なっYさんちょうど良いじゃないかぁ~

Yさん:こんな年寄りでも覚えられるかな?
私:年齢は関係ないですよ!
英語を習いたいは話のネタだと思っていた私は
社長、Yさん申し訳ないですが子供が帰って来ますので今日は失礼します。
ご馳走様でした。

社長:おう!分かった。
またな!
そう言ってその日はお別れしたのでした。
次男の症状が落ち着き長男も受験へと向かう姿勢も見えて来て
症状がひどい時が悪夢のようになりつつありました。
私は近くのパキスタニーが経営している自動車解体と輸出の会社にアルバイトに行くよいになりました。

短い時間の仕事でしたが私は次男が少し落ち着いただけでいつまた悪化するか分からなかったので色々選べなかったのです。

経済的には本当に苦しい時期でした。

売れる物は全て売った。
また欲しい時買えば良いアップ
そう言って手放したのでした。

両親が大学入学のお祝いで買ってくれたロレックスが一番高く売れた。

(パパありがとう。とても助かった。)

本当にどんだけ試練を与えるのだろうと…

何の学びなのか?
色々な重みに耐えきれずどれだけ泣いた事か…
でもひねくれ者の私は泣いていたって仕方ない…
私はこの子達を育てて行かなければならないんだから!
と鞭打つと言うより

自分自身にナイフを突き付けてていたのだと思います。しかも子供を道連れに…
大人の勝手でそうなっているのに私は子供達を運命共同体として彼らにもナイフを突き付けていたのでしょう。


夢か現実か…
その夢はあまりに鮮明でまるで本当の事のようでした。
夢だけどねニコニコ

ある曇った午後に私の家に元主人のお母さんと彼の兄の秀が訪ねて来ました。

私はドアを開けるると秀とお母さんの姿が…

私は何のご用意?と訪ねると秀がルル大事な話があるんだよと…

私は今さら何?と起こり口調!
お母さんはルルさん話を…
私はな~に?
今まで嘘をつき続けて次男が大変な時、私の母が電話で伝えたかった時、私が連絡先を知りたかった時だって何も…何もしなかったのに?全て嘘を付いて来たのに?

今度は一方的に話を聞いて欲しいの?

夢の中でしたが私は泣いて訴えていたのです。

秀がそうなのかも知れないけど話したい事があるんだ…

お母さんは申し訳なさそうな顔をしてたたずんでいるのが印象的

私は秀ゴメンね!秀が何かしたわけではないんだけど…そうあやまって

お母さんに向かって
私はあなたをよく存じ上げていません!

お引き取り下さい!

玄関のドアをピシャリと締めた所で目を覚ましました。