相手の話を聞いたり、行動をみて
”この人なにか間違ったことを言ってるな?” と、思うことはありませんか?
こういう場合、真っ向から反論の意見を言っても
相手は聞く耳持たず、あなたのことを良くは思ってくれません。
例え本人のためにと思い、心の底から思ったことでも
相手にはなかなか伝わらないのです。
一番の解決は、相手が「正しいこと」に気がつくことです。
そしてそれを導いてあげること。
それには、どうしたら良いのか?
子育てに例えるなら、子供が悪い行いをしたとき
親は頭ごなしに子を叱り、しつけと思い「正しいこと」を言い聞かせようとします。
これが、逆効果なのです。
まずは、子供の気持ちになること。
気持ちになるだけでは相手に伝わりませんので、それを代弁するのです。
ちょっとおふざけして、つまずいて転んだとします。
「そんな風にふざけてるから、あなたは転ぶのよ」と頭ごなしに言われたら
突然のアクシデントに痛い傷、そのうえ叱られてはダブルパンチ。
「驚いたでしょう~ 痛くなかった?」と、優しく声をかけると
これだけで、自分のことを理解してくれる存在だとわかり
痛さも少し和らぎ、安心するのです。
私は高校2年生のときに、皮の学生カバンをペタンコにしていて
職員室で正座をさせられたことがありました。
そのとき数学の担任教師から
「どうしてあなたのような真面目な子が? しかも今頃になって?」と言われ
校則に反してることとは十分承知していたものの
この先生が自分を信頼してくれたかと思うと
叱られてる以上に、その言葉で涙が止まりませんでした。
大人同士も同じです。
自分の考えを人に否定されるのは、誰でも快くないもの。
もし目の前の人が間違ったことを言っているなら、
まずは相手の気持ちを言葉にし
自分が理解したうえで、正しい方向へと導いてあげることで
相手は自らの間違いに気づき、正そうとします。
人は自分を理解してくれる人に、親近感と信頼を持つのです。
