今も昔もいつの時代も
子育ては大変ですね。
時代によって
もちろん子育ての
仕方も相当
違っているはずです。
私の両親は
母は5人兄妹。
父は7人兄妹。
義理の父は7人兄妹です。
昔はこんなに子供が
多くて一体どうやって
育てたのだろうかと
思うことがあります。
3人以上になれば
5人も6人も同じだとか
上の子が下の子を
面倒見たとか
勝手に育ったとか
聞きます。
彼らの共通点は
とにかくたくましい。
彼らの子供時代は
戦争中だったり
物のない時代だったりと
決して今ほど
楽ではなかったはず。
そして今のように
親のための
子育てに関する情報
例えば、子供の心理や
How To本も
そんなには
なかったのではないでしょうか?
かたや、現代の私たち。
子供が1人から2人。
多くて3人。
昔に比べ数は激減。
でも大変です。
戦争も飢餓もないけれど
確かに子育てにいつも悩む。
いじめ問題
受験戦争
就職難などなど
親としては
悩みがいっぱいです。
昔に比べ
子供の数も少なくなり
生活が豊かになり
便利になった分
親の関心は
子供に集中しています。
明石家さんまは
「生きてるだけでめっけもん」が
座右の銘で、そこから
わが娘に「いまる」と
名前を付けたといいます。
大阪のジャズシンガーの
綾戸智恵は息子が
イギリスの高校に
入学することになった時
息子に言った言葉があるそうです。
「死ぬな、殺すな」
何これ?
すごい究極。
綾戸さん曰く
自分も死なないで
誰も殺めなければ
大概のことは何とかなる。
日本から親の手を離れて
海外に行く息子
何が一番大切かという
ことなのでしょう。
私も二人の子供の親として
毎日葛藤し悩みながら
子育てしています。
だけど、今は以前とは
違っていると思います。
長女のときは、
第1子だったせいもあり
腫れ物にでも触るように
大切に大切に
できるだけ完璧な
環境を提供したい。
親としても育児書を読んだり
どうやったら子供の才能を
見出して伸ばして
上げられるのか
いつも考えていました。
ところが、環境が変わり
子供も様々な経験をしていく中で
親が思い、期待したのとは
違う方向に育ってきている。
これは、決して
悪い意味ではありません。
ある時、娘に
こう言われたことがあります。
「私はお母さんとは違うから。」
はっと、気付かされた瞬間でした。
そうだ、この子も
一人の人間。
親のDNAは
引き継いでいるかもしれないけれど
違う人生があり
人格がある。
当たり前のことですが
親はどうしても
子供には期待してしまいます。
できれば自分よりも
もっとよくなってほしい
成功してほしい
幸せになってほしい。
でも、それがついつい
エスカレートしてしまい
ヘリコプターママになってしまったり
プレッシャーを与えてしまったり。
今、私は親として
子供に対する希望は
「たくましく自分で生きる。」
これにつきます。
時代がどうなっても
親がいなくなっても
自分の人生を
自分で切り開いて
生きていく。
これさえできていれば
他のことは
例えば、○○大学に入学したとか
△△会社に就職したとかは
おまけにしか過ぎません。
私の知人で
子供さん2人が
超エリート国立大学
医学部に現役合格した
というお母さんがいます。
それは素晴らしいことですが
問題は「私が毎日きちんと
勉強させて、その結果として
医学部に合格させた」
というお母さんの姿勢です。
同じ時間にきちんと机に
向かわせコツコツ努力させた。
私が献身的にやらなかったら
こうはならなかった。
私は優秀な母親だとでも
言いたいのでしょうか。
これ、子供にしたら
失礼な話ですよ。
「受験して合格したの、俺だよ」
じゃないのかな。
とかく、世間や舅姑などからの
プレッシャーなのか
親や嫁としての見栄なのか
子供の成功=親の成功
だと思っている親が多い。
確かにそれはわかります。
自慢の息子や娘。
でも、子供は
あなた自身では
ありません。
子供は親の
作品ではありません。
潜在的に
女性はよい母親で
なければならないと
いう観念に
縛られている人が
多いのではないでしょうか。
専業主婦の方は
特にプレッシャーを
感じているのではないでしょうか。
働いていないから
私がいつも子供の面倒を
見ているから。
ある意味では
自分の存在価値を
見いだせないことに
苛立ちを感じ
ついついわかっていても
子供がすべて
子供が最優先と
なってしまう。
でもそういう気持ちは
子育てに関しては
かえって逆効果だと思います。
子供が思うように
育っていない
周りと比べて
同じじゃない
などと悩む。
私の育て方が悪かった?
いいえ、決して
そんなことはありません。
あなたは頑張っているはず。
親の言うことを聞かない
期待通りにいかない子供は
頭が痛い存在ですか?
だけど、そもそも
違う一人の人間だと思えば
全く親の通りになんて
なる方が不思議でしょ。
もちろん、子供は
未発達で大人が
ガイドし教育して
導いていかなければ
なりません。
車の免許を取るときだって
そうですよね。
一から教えて
何度も路上で
練習して
危険だとインストラクターが
判断した時は
補助ブレーキを踏む。
でも、免許取ってたら
自己責任でドライブ行くんでしょう?
いちいち親が毎回
助手席に乗ってあげる?
それって子供にしたら
超うざいよね。
昔の親たちは
子供に食べさせて
学校に行かせて
元気に遊んでいれば
それで良しとした。
幸せだと感じていた。
生きてるだけでめっけもん
とういうことでしょうか。
初めから子育てが
分かっている親はいません。
よく子供と一緒に
育っていくのだと言います。
親も一生懸命に生きている
その姿を見せる
失敗もあっていい。
真摯に真正面から
子供と向き合っていれば
子供は絶対それを見ている
のではないでしょうか。
そしてそれと同時に
親も自分の人生を
きちんと生きること。
子供はいずれ
自分の人生を
歩みだします。
肩の力を抜いて
一緒にいる時間を
大切に毎日を送る。
壁にぶつかったら
一緒に悩み、考える。
答えを一緒に
見つける努力をします。
自分の価値観を
押し付けていないか?
本当にそうだろうか?
そんな風に親として
立ち止まり
考えてみることは
大切だと思います。
だからこそ
親も成長し
進化し続けることが
大事なのではないでしょうか。
親子の関係に
終わりはありません。
巣立って行って
彼らが結婚したら
孫が生まれたら
またそこで
親としての別の
役割が出てきます。
いくつになっても
親は親。
だからこそ
子供と親の関係を
長~く素敵に
続けられるように
することが
お互いに生きててくれて
ありがとうって
言えるのではないでしょうか。
悩むことも当たり前。
失敗することもある。
自分の親だって
きっとそうだった。
でもあなたも子供として
一つだけわかることって
ありませんか?
一生懸命に
育ててくれたって。
あまり心配しないで
焦らずに
やっていきましょうよ。




