最近見た日本のニュースで

とても興味深いものが

ありました。

 

コロナでリモートワークが

多くなったためなのか

印鑑、ハンコ不要論が

浮上しているとのこと。

 

街頭インタビューでも

「無駄だ」

「面倒くさい」

という意見が

多くありました。

 

驚きです。

な~んだ、実は

みんなそう思っていたのね。

 

しかし、一方では

婚姻届けや

家を購入する際

押印するのは

ある意味

儀式のような感じで、

「よし、がんばるぞ。」

というスイッチが

入るように思う、

気持ちが引き締まる、

という意見もあるようです。

 

なるほど、確かに

その気持ちも

よくわかる気がします。

 

 

外国に住む私としては

以前からず~と

変えてほしい日本の

システムがあります。

 

一つは、西暦と年号について。

私は、天皇制を

否定しているわけでも

日本の文化を

けなしているわけでもありません。

 

年号はいいのですが

運転免許証、保険証

保険証書、契約書

資格証、戸籍謄本などの

例えば公文書などは

西暦に統一してほしいと

思っています。

 

こういう書類を

海外に提出する場合

いくら英語などに

訳しても

日付の数字が違うのに

先方は結構

変に思うのです。

 

ある時、アメリカの

役所に自分の戸籍謄本を

持って行ったとき

「この数字の意味は?」

と聞かれて

そこで、年号から西暦に

すぐに換算出来ず

変に疑われてしまった

経験があります。

 

卒業証書なども

オリジナルを

添付するように言われます。

そこで、

「数字が違う」

と何度か言われました。

 

いちいち説明しなければなりません。

「ずいぶん古風だね」という

事を言う人もいます。

 

 

まあ、それはいいとして

早見表を見ないと

すぐに西暦には

換算できない人が多いはず。

 

それに、年号が変わる時期が

1月1日でないことも

もっと複雑にしているようにも

感じます。

 

生命保険などの証書も

長い期間の

契約となるので

途中で年号が変わると

実に面倒くさいです。

 

だからこそ

基本、西暦優先に

していただきたいです。

 

 

ハンコの文化については

風情があっていいのだけれど

これで、本人の証明って

いかがなものでしょうか?

 

実印や

銀行印は別として

その場になかったら

とりあえず

その辺んで

一般的な苗字なら

簡単にハンコは

手に入ります。

 

それで、認印って

意味があるのでしょうか?

 

サインの方が

よっぽど

オリジナルで

簡便、確実なのでは?

 

日本の文化、慣習は

素晴らしい物も多いけれど

世界からしてみれば

実に不合理で

不便なことも

あったりします。

 

この2点

このグローバル社会で

検討するべき時期に

来ているのではないでしょうか。