なぜ、今「半沢直樹」が国民的に大ヒットしているのでしょうか?

視聴率40%越え(前作最終話)は、年末の恒例番組、紅白歌合戦を上回る数字です。

 

実は私も、日本のドラマが大好きなおばちゃんの一人。

「ドクターX- 外科医大門未知子」から始まり、「BG身辺警護人」

そして、もちろんのこと「半沢直樹」。ラブ

今じゃアメリカでもリアルタイムで、日本のドラマがいつでも、ほぼライブで見れる。

子供の日本語教育のためにも、身近なところからやらないとね、と夫を説得しおねがい

日本のテレビ番組の90チャンネル以上の視聴ができるようにしてもらった。

やった!爆  笑

 

 

さて、本題に戻って

なぜ「半沢直樹」がそんなにも人気なのか、私も考えてみました。

この番組、金融の話ですが

よく巷で言われているように、さながら現代版時代劇です。

出演者も歌舞伎役者が多いしね。

 

半沢は絶対に部下を裏切らない。

何が正しいかを考え、そして筋を通す。

悪や、軋轢に決してひるまない。

そして、あの有名な決まり文句

「やられたらやり返す。倍返しだ。」

 

 

素晴らしい。

なんて歯切れがよくて、スカッとするのでしょう。

だけど、実際こんな人、いるの?

政治家にしろ、上司にしろ絶対にいないから、

これが受けるんだよね。きっと。

 

日本に帰ってよく感じることの一つに、責任の所在の在り方。

役所に行っても会社に行っても、窓口と話していると

たまに、らちがあかないことがある。

そこで、仕方なく

「すみません。詳しい方か、上の人いらっしゃいますか?」と尋ねる。

そこで、本当に詳しい人が出てくれば、超ラッキー。

しかし、残念ながらそれはほとんどない。ショボーン

渋々、上司らしき人が.....

そこで、そのお出まし頂いた方に、再度質問してみる。

いやいや、全然らちがあかない。もやもや

場合によっては、さっきの窓口の若い人の方がよっぽどわかっていたような。

 

 

つまり、ここで日米の違いが明らかになる。

アメリカでは、それぞれの部署の責任者は、名前だけでなく

本当に責任者として決定権が与えられている。

だから、その場で大概はきちんとYES、NOがハッキリ言えるのです。

「あ~、それね。ちょっと○○君、呼んでくれるかな。これは彼の方が得意だろう。」

なんて部下に押し付けない。

 

また、部下の意見に対しても、もっとオープンなのがアメリカです。

もちろん、上司や組織にもよりますが

日本のように一方的に上司に”右ならえ”なんてことは少ない。

ましてや根回しや忖度(そんたく)もない。

 

ただし、日本は曖昧さがぬぐえない職場が多いけれど、

いきなりクビという事は、まず、ほとんどないでしょう。

でも、アメリカでは本当にあるんです。チーン

朝、出社したら、突然「You are fired!」 お前、クビだ!ゲッソリ

(そう、トランプ大統領も就任前はよく言ってたけど)

と言われ、荷物をまとめてすぐさま出ていかなければならない。

このシーン、よく映画なんかで見ますよね。

 

これは、アメリカでは「随意雇用」と言って

雇用者がいかなる理由でも、また、理由がなくても

直ぐにでも労働者を解雇できるという決まり事があるからなのです。

「いかなる理由でも」というのは、営業成績が悪い、欠勤が多いなどだけではなく

性格が気に入らない、馬が合わないなんて理由でもですよ。

怖いですね....

「理由がなくとも」となると、ああ本当に恐ろしい。滝汗

 

 

だからこそ、自分がやるべきことは責任を持ってやる。

パフォーマンスを上げる努力をする。

自分の仕事を明確化して、それ以外はやらない。

そうなってくると、とりあえずは会社に出てくるなんていう

「窓際族」なんて言うのは存在しない。

となるわけですね。

実に厳しいです。

 

半沢直樹のように、気骨があって、決して長いものに巻かれないサラリーマン。

情熱をもって仕事に向かい、妥協を許さない。

部下と顧客のために体を張って戦う姿勢。

正しいことは正しいと言い切り

間違ったことは正そうとする態度。

そんな男気のある会社人にあこがれる私たち。

いいえ、会社人に限らず、社会人としてそんな風になりたいと思っているのでしょう。

 

クビになる覚悟でやってみろ!なんて乱暴なことは言いません。

家族のため、無茶はできない。

もちろんです。

 

 

ただ、やはり日本が今後グローバルに生き残ろうとするならば

徐々に世界に受け入れられる社風にしていくことも大事なのでは?

日本の常識は、時として世界の非常識ということもあります。キョロキョロ

 

急には変われなくとも

何か一つからでも、変革に向けてチャレンジしてみる。

考えてみる。

そうです、この考えることすら諦めている人っていますよ。

話し合ってみる。

頑張っていたら、そう半沢直樹のように、

身近であなたを見ている部下が、あるいは、誰かが

一緒に頑張ってくれるようになるかもしれません。

(いてほしいよね)

 

日本は、単一民族です。

多民族で、価値観も考え方も根底から違う人種と一緒に渡り合うより

よっぽど楽なように思えるのですが........

わかりやすいからこそ、コミュニケーションを取る努力をしないようにも

感じます。

 

周囲に何かを期待するよりも

最初の一歩を自分が踏み出してみる。

とっても勇気がいるけれど。

どうでしょうか?

第二の半沢直樹に、期待しています。