3番目の項目として、「被保険者氏名」の欄に現在の氏名を書く訳ですが、注意点があります。
1)前職を離職した後に氏名が変わった場合
・ハローワークで求職の申込みをした場合は、期間中に給付の窓口で
申告すれば変更出来ます。
・離職後に求職の申込みをせず、そのまま就職した場合は、人事担当
者に旧姓も合わせて申告して下さい。氏名変更にこの用紙を使用し
ます。
2)被保険者番号不明で、ハローワークの職員が調査をする際
番号検索に限らず、ハローワークのデータベースでは、氏名は漢字ではなく、カタカナで管理されています。
・人事担当者がカナを書き間違った場合(ズとヅ、リとソとン、ジとヂなど)
・以前に職員がカナを入力した際に間違いをしていた場合
こういった時は、検索してもそのままではヒットしませんので、履歴書か労働者名簿を確認するか、それがなければ電話して会社にいる同僚に資料を当たってもらうか直接本人に聞くかしてもらうことになります。
漢字の読み方から判断すれば、カナを間違えることはないはずなのですが、大元となる履歴書の字が読みづらいとこうしたヒューマンエラーが起こる可能性が高くなりますので、履歴書の氏名欄に読み仮名を書く際は、はっきりと読みやすい字で書いておいて下さい。
3)受け取った被保険者証に間違った氏名が載っていた場合
・在職中であれば人事担当者に、求職中であれば住所・居所を管轄
するハローワークに申告すれば、訂正出来ます。