永遠のジュリエットvol.33を更新しました💕
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貴重なみなさまのお時間の中で、拙い私の物語へご訪問くださり、ありがとうございます。深く深く感謝しています。


この二次小説を書く時、いつも心にあるのは、『少女の頃に、なかよしで読んだキャンディキャンディの続きがこうだったらいいのに』という思いです。

一度はお互いを思いやって別れたキャンディとテリィですが、どうしても再会して欲しい、そんなことを思うのです。

そして。
その再会はスザナが亡くなってからではなく、スザナの在命中に、キャンディとテリィは再会して、お互いの気持ちを確認して欲しいと思っています。お互いに愛し合っていて、離れられないことを。そしてそれがきっかけで、テリィとスザナの関係も変わって欲しいと思うからです。


もし、テリィからは何も聞かされておらず、恋人としてテリィを支えたスザナが亡くなった後、テリィがキャンディに連絡を取ったのだとしたら?

同じ女性として、スザナが可哀想すぎると思うのです。(色んな考え方がありますので、あくまでも私個人の思いです。私はスザナは好きにはなれませんが、やはり同じ女性として感じてしまうのです)


ファイナルストーリーにもあるように、スザナはテリィのハムレットの公演の成功を影で支えています。きっとスザナは、テリィのことを何よりも大切に考え、陰になりひなたになって、俳優としてのテリィを支えたのだと思います。


スザナが、テリィのことをあれほど愛していない女性ならば、ふたりの関係性は、『俳優同志のつながり』や『ある程度クールな関係性』であったとも考えられます。

ですが、スザナはテリィを愛しているのです。テリィのためなら命を捨てられるほど。彼女はテリィの恋人になりたいのです。



きっと。
スザナは、キャンディと別れ、自分の元にとどまってくれたテリィを『恋人として選んでくれた』と思ったに違いありませんし、ロックスタウンから戻ってきたのも、俳優として、またスザナの恋人として、やり直そうとしてくれたと感じているに違いありません。

それなのに、テリィは、心の奥でキャンディを忘れられず、表面上はスザナの恋人であったけど、実は心はいつもスザナを裏切っていたのだとしたら?
ひどすぎる。


スザナのことは、生身の女性としてではなく、『飾り物の人形のように』大切にしようと思っていて、スザナもそれに納得していた、というのも納得できません。漫画にあったように、テリィはスザナの自宅に移り住んだのですから、スザナはきっと、心も身体もテリィの恋人となれるのだと思っていたはずです。

やはり男女の仲は。
『天河』のカイルの台詞にあるように『男性が女性を愛おしいと思えば、抱く。それが唯一、心を表す方法だから』が、真実だと思うのです。


スザナについては。

『テリィの気持ちを思いやって、自ら身体の関係を求めないような女性』であるとは、それまでの彼女の行動、言動から正直思えません。

ですから、

もし、テリィとスザナの関係が、『男女として体の関係がない』ものならば、テリィはスザナとその点をきちんと『話し合い』『納得』しあっているはずです。かなり難しい話題ではありますが。


お互いに話し合わずに、『なんとなく身体の関係を求めないと了解しあっている』なんて、絶対にないと思うからです。(ましてや彼らはイギリス人とアメリカ人。結婚前に契約書を作成するお国柄のふたりの間で、そんなふわっとした忖度?の関係なんてありえない)


もちろん。
『あの人』はテリィで、キャンディはテリィと再会したと想定した中ではです。(あの人がアルバートさんならこのパターンに当てはまりませんね)


もし。
テリィはスザナと男女の仲であったが、スザナ亡き後、キャンディと再会したなら、もう本当に最低💢💢💨
でも絶対に、テリィはそんな軽い男ではありません。

ですから。
テリィとスザナは、男女の仲ではなく(身体の関係はなかった)、心の関係でつながっていた。そして、スザナ亡き後、テリィはキャンディと再会したと考えられます。


それならば、いつか、どこかのタイミングで、テリィは『身体の関係は結べないこと』をスザナにきちんと伝えなければならなかった、と思うんです。


それは、『婚約はしたけど、結婚はしなかった』では説明はできないと思います。


なぜなら、身体の関係を持たない意志は、きちんとスザナに伝えなければならない大切なことで、だましだまし、身体の関係を避ける、なんて手段を選ぶテリィは、最低🤣のヘタレ男になってしまう💦💦


(テリィは、いつかスザナを女性として抱かなくてはならないことは理解しているけれど、スザナが言い出すまではスルーを決め込み、色んな理由をつけて後回しにしている。そんなテリィを見て、テリィのためにその方面は諦めるスザナ。もしくはちょいちょいあの手この手でテリィに迫るスザナ。もしくは、スザナを幸せにするのだからと、ウェルカム💕でスザナと関係を持つテリィ。
どれも嫌っ🤣❗そんなふたりは嫌で)

また。
1番哀れで可哀想なのが、テリィは身体の関係を持ちたくなくて、スザナは逆にそれを期待しているパターン。
スザナの方から迫って、テリィに拒否されたら?
同じ女性として、私はスザナにそんな可哀想なシチュエーションを与えたくないと思ってしまうのです。韓流ドラマならありそうですが🤣


我々のテリィは、"言うべきことを言える男"だと思います✨テリィが、言うべきことを言うのは、キャンディのため、またスザナのためでもあると思うのです🎵


つまり💕

私は、テリィはどこかのタイミングで、きっちりと『身体の関係は結べないこと』をスザナに伝えたと思うんです。

そして。

それは、スザナにとっては辛く悲しいこと。


でも、それをわかった上で、真実を伝えなければならないとテリィが思うような出来事があったと思うんです。

それが、『テリィとキャンディの再会』だったのではないかと考えました。もちろん、これは私の妄想です💕


テリィは、キャンディと再会し、ふたりは何がおころうとも離れられないことを痛感し、テリィは誠実に自分がスザナに対してできることと出来ないことを話したのではないかと思います。


そして、その上でスザナはそれを受け入れ、身体の関係を結べないことを了承し、ふたりは結婚をしない道を選んだのだと思います。(スザナには人生の『期限』があることを本人もわかっていたのもその要因であったと感じます)


そこには。

スザナの心の成長が必須になってきます。

彼女は、自分の気持ちを何より大切にする女性だと感じていますが、ファイナルストーリーにあるように、『婚約はしたが結婚はしなかった』という『キーワード』から、スザナは『テリィがキャンディの元へ戻れるように』してあげたのだと思います。無理やり結婚を迫ったり、身体の関係を求めたりはしなかった、と。


と、言うことは、スザナもまた、自分の気持ちよりもテリィのことを考えられるようになったのだと信じたいのです。

最初は、テリィの気持ちより、自分の気持ち優先、自分の愛のためには手段を選ばなかったスザナですが、色々な人と出会い、経験し、本当の愛とは?を考えるようになっていったんだと思います。

そうすることで、またそう感じられられるようになったスザナは、きっと幸せになれたと思うから。

私は、キャンディとテリィだけでなく、スザナにも幸せを感じて欲しいと思っています。幸せな人生だったと思って欲しいのです。


ひとりの男性にふたりの女性。幸せのかたちは違いますが、キャンディにもスザナにも幸せになって欲しいというのが、私の願いです✨

そんな思いで物語を紡いでいます💕

もちろん、この妄想に正解はありませんし、ファンの数だけ、テリィ像やスザナ像があると思います。

そんな妄想もありかな💕こんな物語もあるかも、そう思っていただけたら嬉しいです💕

朝晩が涼しくなってまいりました。
風邪など召されませんように。みなさま、ご自愛くださいませ💕






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