本日は七夕七夕暑いですね~笑い泣き

屋外でソフト食べたら溶けて流れそうな勢いの暑さであります

 

はい、ちょいと遅くなりましたが前回の続き茅ヶ崎編ですにっこり

 

黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま

 

 

お昼ご飯を食べて元気になったところで、本命の茅ヶ崎美術館へ向かいます

Google先生に導かれるまま、ほんまにここ?と思う道を進んで行くと、茅ヶ崎図書館

があり、その隣に茅ヶ崎美術館がありました

 

 

建物は少し奥にあるようで更にトコトコ歩くと、くねっと上りの通路がありました

 

 

 

コーナー真顔S字、教習所・・・の文字が頭の中に浮かびました

 

着いた!

 

 

美術館へ入ると早速のミュシャのお出迎え

 

 

有名な「黄道十二宮」

横顔の美しい女性を取り囲むように西洋占星術の12星座が描かれています

 

 

アルフォンス・ミュシャ(1860ー1939)

 

出身はチェコ、アール・ヌーヴォーの代表的な画家

1894年、パリで女優サラ・ベルナールのポスターを制作したことで一夜にして有名になる

 

 

 

 

日本がテーマになった作品もありました

繊細、やはり画家はデッサン力が命

こた子も高3から画塾に行ってデッサンを頑張っていたのを思い出しました

 

 

↑この瞳、沼る女の目って、こんなのかしら?

気がついたら、どっぷりとはまっているような凝視

 

 

フランスで活躍したミュシャですが、成功し落ち着いたところで1910年、祖国のチェコに帰国します

 

 

 

 

1918年、オーストリア帝国の崩壊でチェコスロバキアが誕生すると紙幣と切手のデザインを無報酬で手がけました

 

1938年、ナチス・ドイツによる侵攻、チェコスロバキアが解体されます

ミュシャはゲシュタポによる最初の逮捕者の1人となります

逮捕理由は彼が「チェコ国民の愛国心を刺激する存在」だから

ミュシャが78歳の時です

かろうじて釈放されますが、厳しい尋問は身体に大きな負担となり

4か月後の7月、ミュシャはプラハにて人生の幕を閉じます

 

祖国を愛することが大罪になるなんて・・・それが戦争なのだと(負け戦)

胸が痛くなりました

勝っても負けても戦争で傷つかない人なんていないはずなのに、まだ地球上では戦争が無くならず誰かが傷ついているのです

ミュシャの美しい作品と悲しい現実が、あまりにも対極的でした

 

「僕は芸術のための芸術を作るよりも、大衆のための絵の制作者になりたい」

 

ミュシャの信念、座右の銘です

 

 

 

 

 

今回、ゴッホの時のような人物像の予習をしていなかったので、ミュシャの人物像を初めて知り、チェコ、チェコスロバキアの歴史などを改めて知ることが出来ました

知らないこと、学ぶことなんて何歳になっても尽きることはありませんね

そして作品を見て美しいと思える感性もまた磨き続けていきたいものです

 

茅ヶ崎、好きな場所になりました

また来れるといいなラブラブ

 

 

 

      ピンク薔薇えりにゃ赤薔薇