電気自動車 RAV4 EV

キャンディキャンディDVD


トヨタ自動車は、2010年11月17日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された、「2010年ロサンゼルスオートショー」に、アメリカの電気自動車メーカーの「テスラモーターズ」と共同で開発を進める、電気自動車の展示用コンセプトモデル「RAV4 EV」を出展しました。「RAV4 EV」は、トヨタの多目的スポーツ車の「RAV4」のボディをベースとして、テスラモーターズの電気自動車システムを搭載したエコカーです。実走行環境において、約160km程度の電気自動車での航続距離を目指し、2012年のアメリカ合衆国での市販化に向けて、車両開発を進めていきます。

トヨタとテスラモーターズは、5月に電気自動車とその部品の開発を進め、生産技術や生産システムに関する業務提携をすることによって基本合意しました。トヨタはテスラモーターズに総額約45億円を出資すると発表しました。トヨタは、世界初となる量産ハイブリッド車の「プリウス」を1997年に発売し、累計200万台以上を販売しました。また、1996年には、世界で初めてニッケル水素電池を搭載した市販車、初代「RAV4 EV」を発売して、約1,900台を2003年までに販売しています。さらにトヨタは、11月8日に、環境技術への今後の取り組みに関する計画を公表しました。電気自動車については、日本、米国、欧州と中国において、市場の導入へ向けた走行実験が2011年から実施される予定です。そして2012年には、米国市場に加え、「is」ベースの電気自動車を日本と欧州にも導入するという計画を示しました。トヨタは“究極のエコカー”を目指して、さまざまな地球に優しい車を研究・開発しているのです。