第15話 陣痛2
酒臭い俊ちゃん。
本間ムカツク!!
本当なら私が運転してやりたい気分。
俊ちゃんが迎えに来て車で5分程走った頃にはもう、
「いったぁ~まじ痛い!」
ってな感じで結構規則的に陣痛が来ていたので無理に決まっていた。
病院に着いたら車イスで看護師さんが待ち構えていた。
痛かったので車イスに乗ろうかと思ったけど
陣痛中に歩くと赤ちゃんが早く下りてくると聞いた事があったので
産婦人科迄歩いて行った。
途中何度か陣痛が来て、うずくまったけど^^;
産婦人科にたどり着いて、検診。
痛みの割りに子宮口が堅くて2cmしか開いてなかった。
このまま進みが遅くなると、促進剤を使うかも、と言われました。
陣痛部屋に通されて、入院準備の鞄などを置き、
タオルなどを出して私はベッドに入りました。
俊ちゃんは部屋のソファーに座り込み・・・
寝た!!!しかも爆睡!!!
靴迄脱いで、足おっぴろげて ( ̄□ ̄;)
陣痛の最中、コイツってこんなやつだったっけ・・
とか考えていたのを覚えている![]()
何か、俊ちゃんの頼もしさとか、男らしさとか
この時
ゴォォォ-----ッ∑(゚Д゚)
と音を立てて崩れていった感じがした。
昼食が運ばれてきて、痛みで食べる気もしなかったんだけど
陣痛が終わると、何か食べたくなって
牛乳飲んだり、サラダを食べたり、フルーツをつまんだり
陣痛の合間に口にしていた。
先生がやってきて、検診。
まだ2cmしか開いてなくて、でも陣痛は痛い。。
先生 「うーん、、、ちょっと進みが遅いですねぇ。。。。」
「促進剤入れましょうか」
促進剤を点滴したが、あまり変わらず。
つっても普通に、痛いんですけど![]()
促進剤投与から看護師さんが何度も検診をしてくれましたが
痛みの割りに変わり無し。
何時間か立ち、先生がやってきて、人工破膜をする事に。
ハサミのような物で破水させられ、生ぬるい羊水が出て来た。
それから何分か経って、いっきに陣痛の痛みが強くなった。
痛すぎで、涙がこぼれた。
あまりにも唸るから、俊ちゃん起床( ̄へ  ̄ 凸
今頃かよって感じだけど。
俊ちゃんは、しまった!!!って顔をして
寝てしまった事を後悔している様子だった。
起きてからは一生懸命、手を握ってきたり、汗を拭いたり
まぁ、色々やってくれた。
破水から4時間位、陣痛に苦しんで、それでもまだ開かなくて、
帝王切開と一歩手間で、何とか全開!
そして分娩台へ。。
第14話 陣痛?
実家へ帰る前に一応、入院準備をして、車に積んでおいた。
荷物をまとめて実家へ。
車の中では超不機嫌な私が文句ばっかり言っていた![]()
俊ちゃんは、逆ギレする事が無く、めちゃくちゃ飲みに行きたい感が伝わってきた。
これから俊ちゃんのこうゆう所にかなり悩まされるとは、
この時は思いもしなかった。(´д`lll)
送って貰い、母と話をしながら夕飯。
ちょうど生理痛っぽい痛みがあったけど、陣痛!とは言い切れなかったし
まだ時間も不規則で、前駆陣痛かなーって思っていた。
私 「何かお腹痛い気がするわ」
母 「え~まだ早いやろぉ~」
何て話していた。
夜1時頃迄、私は食べ物をつつきながら、母はビールを少し飲みながら
色んな話をしていた。
そろそろ寝ようと思い寝室に行き、眠りについた。
目が覚めると、2時。
すぐまた眠りについて、また目が覚めた。
2時半。
何で目が覚めるんやろ?
何かお腹が痛いかも・・・
やけど、まさかなぁ。。??
一応時間を計ってみる。
5分、5分、8分、7分。何かバラバラ。
しかも、まだ全然痛くない。
また眠りにつき、目が覚める。
一応産院に電話をした。
「湖河ですけど、何度も目が覚めるんですよ~。」
「陣痛の様な感じもするんですけど、余裕の痛さだし・・」
「間隔もバラバラなんです。」
「うーん、少ししたら来そうな感じですねぇ」
「また変化あったら連絡下さいね」
それから、一応俊ちゃんにメール。
”まだ解らんけど、陣痛かも?って思って病院に電話した。”
”本間に陣痛やったらまた連絡するから!!!”
(こんな感じだったと思う。)
それから何度眠りについても目が覚めるし、
何か痛みも増してきてるし。。
トイレに行くと、さっきまでの出血とは違い、ドロっとしていて
量が多くなっている。
それを見て、何となく"本陣痛や"と直感。
そこからは眠りにもつけず、病院に電話。
昨日からの出血の様子と、今の出血の様子を話す。
すると
「おしるしですね~。陣痛、本格的に来るはずですから、間隔はかって規則的になったらまた連絡下さいね」
少しして、ぼちぼちと痛くなってきたので母を起して俊ちゃんにメール。
"やっぱり陣痛やで。もう少ししたら迎えに来てや"
間隔を計って、少し不規則ではあるけど痛みは確実にあった。
産院に電話すると、入院準備を持って今から来るように。とのこと。
俊ちゃんに早く迎えに来いの電話。
飲酒運転で迎えに来るなんて(ノ_・。)
母に頼みたかったけど、ちょうどこの日は父が麻雀をしに行くのに
母の車を使っていた。
しかも父の車の鍵は父が持っている。(;°皿°)
何の為に車があるんだって感じ。
都会でも無いのでタクシーはこんな時間にやっていない。
結局、迎えに来た俊ちゃんと病院へ向かった。
第13話 俊のバカな所
安静を終え、無事に妊娠37週に差し掛かろうとしていたある日。
その日は何となく腰が重かったり、生理痛の様な痛みがあった。
おしるしも来ていて、出血していた。
俊ちゃんにはおしるしを伝えた。
しかし誘いのあった俊ちゃんは、
「そんなすぐに今日生まれるって事はないやろ」
と言って友達との飲み会に行く事になった。。
「けど出血してんで?これ多分おしるしやと思うねんけど(-з-)」
私は、初産で不安なのに、どんな痛みかも解らない。
それに今おしるしの様なものが来てて
いつ陣痛が来るんやろ?いつ生まれるんやろ?
って一人でずっと不安を抱えてるのに。
「陣痛来たら連絡してよ。すぐ帰って来るし。今日は来やんと思うけどな~」
腹の立った私は、
「そうなん、じゃあ勝手に飲みに行けば
私今日は実家に泊まるから。」
「出血してんのに一人でおりたくないわ
」
「送って行って。」
臨月で、おしるしの来ているお嫁さんを一人残して
旦那は飲みに出掛けていった。
それをうちの親に知られると、嫌だ、と思って
今回の飲み会は断念するかなぁと思って、言ってみたのだ。
それなのに
「解った、送るよ。まぁ何かあったらすぐ迎えに行くから
」
「はぁ-!?飲酒運転で陣痛来てる妊婦を病院に連れてく気なんかぁ!?∑(゚Д゚)」
「だぁ~いじょうぶやって!!陣痛そんな簡単に来やへんから。」
ってお前に陣痛の何が解る?
私が買って読んでいた、たまごクラブの本開いた事も無いくせに。
母親学級に参加もしてないくせに。
てめぇバカかよ、って本気で思ったね。
陣痛は簡単に来ないと勝手に決め付ける奴。
陣痛が来たとしても飲み会を抜けて、
飲酒運転で実家まで産気づいた嫁を迎えに来ると言う奴。。
いくら言っても聞かない。
ほとほと疲れ果てて、今日は陣痛の来ない事を祈った(ノ´▽`)ノ
俊ちゃんのこうゆう常識ハズレな所、姑に似ている気がした。
第12話 姑のセンスの悪さ公開
妊娠、34週。
私はちょっと動きすぎたのか?
子宮頚管が短くなっていたそうです。
まぁ、生まれてもさほど問題は無い様なのですが
念の為、やっぱり36週、37週位迄いた方が安心だとか。
なので少しの間だけ、病院の検診の時に安静を言い渡されました。
性別は楽しみにとっておく事にしました。
姑は、それはそれは子供の性別を知りたがって仕方ありませんでした。
検診から帰って、安静に、と言われたので
ソファーに寝転がって本を読んでいた時の事。
姑から電話が。
姑 「モシモシ~。アンタ何してんの。私今そっち行ってるからね。じゃぁ」
姑がイキナリ、うちに来るとか。
まぁ。。その頃既に姑のイキナリ訪問には慣れてたけどね。
ちょっとだけ、ほんのちょこっとだけマシかなって思ったのが、
一応、電話を入れてくる事。
まぁ、たいがいは一方的に話してガチャ切りだけどね(;´Д`)ノ
ピンポーン(一応、インターホンは鳴らす姑ww)
私 「はい、あいてますよ」
部屋に入るなり、ぐちぐち攻撃
姑 「あんなぁ
本間にもぅ・・何で鍵位しとかんの?何か変な人でも入って来たらどうすんのよッ」
「鍵は常に閉めとかんな、危ないやろッ!!腹の子は、俊の子やねんでヾ(。`Д´。)ノ」
私「はぁ・・・すいません( ´(ェ)`)」
いつもは閉めてるのに、ババアが来るから開けておいたのに![]()
反論したかったけど、何かいつにも増して機嫌が悪そうだったので
その時は、謝っておいたとかヽ(;´ω`)ノ
もー。この時の自分の日記見てると、泣けそうですよ・・こんな些細なことでも・・・
もっともっと反論しろ!
反抗しろ!抵抗しろおぉぉぉ--っっっっ!!!!!!!!!
言い返せって!
まじでぇえぇぇ-----!!!
∑( ̄皿 ̄;;
ってな感じで悔しい気持ちが湧き出てきてたまらなくむかつくんです。
で、話は戻ります。
姑はリビングに置いてある小さなカレンダーを見つけて手に取った。
ジーッとカレンダーを見つめ・・・
姑 「紗菜、あんた今日は検診やったんや」
え!?っつうか、オイ
!(ノ゚ο゚)ノ 呼び捨てかい!!(゙ `-´)/
何か知らないけど、イキナリ呼び捨てされたこの日(。・ε・。)
まぁそれは置いといて。
私 「そうですよ。さっき帰ってきたとこなんです。」
姑 「そう、それで、男の子、女の子どっちやったん?」
私 「聞いてないんです。俊ちゃんと相談して、産まれてからのお楽しみって事で聞かない事に決めたんです」
姑 「へッえぇ~!!なーんやぁ(*_*)せっかく服揃えとこぉ思ってたのに」
私 「そうだったんですかぁ~
気持ちだけでもぉ、十分ですから(*゜▽゜ノノ゛☆」
本当にいらなかったんです。遠慮とかじゃないんです。
だって姑は、センス無いんですものヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
絶対着せたくないデザイン。
兄嫁のまるちゃんに聞きました。
まるちゃんの子供はもう大きい。
当時の写真も見せて貰って、大爆笑!!!
姑の趣味の悪さったら、もう関西のオバハン丸出し!?
すごいのよ・・ほんとに!
どっかのブランドを買ってくるとかじゃなくって、
オバチャンの大好きなアニマル柄の服をわざわざ買ってきて
結構洋裁の得意な姑は、そのアニマル柄の服で
赤ちゃん用のロンパースやスパッツを作っていたんですよ!
もぉー
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
って感じっすよ。
あげくの果てに、新生児がするような、ちっちゃーいミトンを
豹柄で縫っていました!
しかも、何か黄金!!って感じの色で光沢のある素材。
そんな素材、赤ちゃんによくねぇーダロって感じ。
姑 「まぁ、どっちでも着れる服も出来るしな。生まれてからでもいいしね」
出来る
って何だ・・ヤッパリ作る気なのだろうか?
もうーマジ勘弁。
姑 「そうや、言い忘れてたけど、明日うち来てや。ちょっと用あるから」
私 「どうしたんですか?あ、私、今安静にしてないと駄目なんですよ。ちょっと家から出れないです・・」
「安静?何でまた。」
「検診で、今必要以上に動くと早産の可能性があるから、必要最低限の事しかしないでと言われたんで・・・」
「あー、必要最低限かぁ、それやったら大丈夫②!うち来るのは、必要最低限な事やから
」
私はその時は何も言わず、後から俊ちゃんに言って貰いました。
行けない、と( ̄_ ̄ i)
すると・・・
姑 「あ、そう。じゃあ、ビデオの録画の仕方また教えに来てなぁ」
と言っていた。。。
それだけかよ・・・!!!( ̄□ ̄;)
クソババぁ・・・(=◇=;)
第11話 友達が来た
俊ちゃんの昔からの友達が、お嫁さんを連れて遊びに来た。
お嫁さん、(以後、優ちゃん)は私と同じく妊娠中。
偶然、予定日も3日程しか違わなかったヾ(@°▽°@)ノ
病院は違うけど、これから子供同士も遊ばせられるかな♪
とウキウキでしたヾ(@^(∞)^@)ノ
俊ちゃんの友達(以後、すぐる君)は俊ちゃんが仕事を辞めた、
と聞いて心配して来てくれたのだ。
同じ妊婦のお嫁さんがいて、もうすぐ子供も産まれる、
そんな時に仕事を辞めたんかッΣ(・ω・ノ)ノ!?
ってな感じで飛んで来ました。
すぐる君は、小学校からずーーっと俊ちゃんの親友である。
言い合いの喧嘩、よっぽどの時には殴り合いの喧嘩もしたらしい。
真剣にな話も出来て、ふざけ合えて、お互いの言いたい事も何でも言える相手。
ちょっと羨ましかったなぁо(ж>▽<)y ☆
すぐる君とは今でも仲良しです。
すぐる君の親は、自営業です。
すぐる君も親の下で働いています。
すぐる君がすっ飛んで来てくれたのには訳がありました。
俊ちゃんに仕事を紹介してくれたのです。
それは親の会社でした。
最近1人辞めたらしく
すぐる君のお父さんが新しく人材を募集しようと思っていたらしい。
なのでお願いしてくれたそうです。
仕事の時間帯も、7時50分迄に会社に入り、朝8時~5時迄仕事。
お昼とは別に仕事の合間に何度か休憩もあるし、薬関係の会社なので
冷暖房もきいている。
たまには残業もあるそうだが、それでもそんなに遅くならないとの事。
俊ちゃんはすぐる君に申し訳なさそうに、考え込んでいたけど
私は即答。
「頑張るから、お願い!!ねッ?!俊ちゃん!頑張って!」
すぐる君は、
「俊、そうやで、紗菜チャンもそない言うてるねんから、うち来いよ」
「警備員もええけど、正社員の職場すぐ見つからんかったらキツイんちゃうか?」
こう言ってくれました。
優ちゃんも、そうした方が安定していいやん♪と後押ししてくれました。
俊「すぐる。。悪いけど、頼むわ。世話になるわ・・・・」
と言いました。
後日、俊ちゃんはすぐる君のお父さんに会いに会社へ行きました。
仕事内容など色々聞いてきて、俊ちゃんは頑張るわ!と言ってくれました。
仕事の話はあっとゆう間に落ち着き、一安心でしたo(〃^▽^〃)o
第10話
俊ちゃんが一応、と姑に電話をしました。
「やめてん。けど仕事見付かるまでバイトするから。」・・・と。
姑は一言。
姑 「ちょっと紗菜さんに代わって」
何で私に代わるねんー( ̄Д ̄;;って感じ・・・
私 「ハイ。。」
姑 「どうゆう事なん?俊が仕事辞めるって。あそこの会社割と続いてたやないの」
「アンタが何かいらん事でもしたんちゃうん?男が会社を辞めるってのは嫁のせいや」
私 「あの・・俊ちゃんがセクハラを受けてた子をかばったみたいで・・・」
姑 「セクハラ?!そんなんかばうなんて何て馬鹿な事するのよぉ
」
「解ってんの?!子供も産まれるしお金もいんのに、どないすんねん!!!!」
「呆れて物も言われへんわ!」
「援助なんかせーへんからね!自分でどないかしなさいよ!」
かーなり文句言われました。
俊ちゃんその後私に平謝り。
自分で辞めたのに私がこんなに姑に言われるとは
思ってもいなかった様子。
怒鳴るだけ怒鳴って勝手に切るから
何も言えないし(・Θ・;)
援助なんかしないって、そんなんわかってるし(-。-;)
俊ちゃんに言わないで私に文句・・・
本間ッ・・・ありえないッ・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!( ̄Д ̄;;
第9話 俊ちゃん、無職になる
あともう少しで子供が産まれると言う時・・・。
大変な事になってしまいました。
俊ちゃんが仕事を止めてしまいました。
俊ちゃんは、今迄に仕事を何度かやめていました。
この会社、無理だな・・と思うと誰にも相談なく
勝手にやめてしまうのだ。
今回やめた理由を聞くと・・・・( ̄_ ̄ i)
俊ちゃんの会社の常務が、若い女子社員、1人をターゲットに
セクハラ行為を繰り返していたらしい。
見てみぬフリを出来なかった俊ちゃんは、
常務に抗議をしたそう。
常務と言い合いになった時に
「こんな会社辞めたる!!
」
と言ってしまったらしく。
後に引けなくなり退職届を出してしまったとか。
実は俊ちゃんの会社○○産業のセクハラ事件は
何度か聞いたことがあり、私も知っていた。
ターゲットの女の子が変わる度、常務はセクハラ行為を
繰り返すのでだんだん○○産業常務のセクハラが
有名になりつつあった。
常務に直に抗議に行くよりも他に手はあったと思うのに。
今更言っても後の祭り。
もうほとんど何も言いませんでした。
次の日から無職の俊ちゃんはハローワークに毎日通いました。
きちんとした職が見付かるまで、とりあえず警備員の仕事に就きました。
子供も生まれることだしずっと無職でいるわけにはいかない。
って事でした。
そりゃぁ当たり前だよ・・俊ちゃん・・![]()
まさか俊ちゃんにまで悩まされる事になるとは思いもしなかったよ。
この事で姑には色々言われる事になるし・・
俊ちゃんが一応、と姑に電話をしました。
「やめてん。けど仕事見付かるまでバイトするから。」・・・と。
第8話 プチ借金
ある日の会社帰り、
俊ちゃんがビデオをレンタルして来ようと思い、
鞄の中の財布を探すと忘れたらしい。
レンタル屋は自宅よりも実家の方が近い。
しかも、会社の帰りには実家周辺を通る。
なので俊ちゃんは実家に寄り500円だけを借りました。
「明日持ってくるから」と言ったそうです。
次の日の夜、俊ちゃんは会社の上司に誘われたので
居酒屋へ行き、帰りは深夜1時過ぎでした。
朝5時。ある意味恐怖の電話が鳴りました。
その日はいつもと違い姑ブチギレ?((゚m゚;)
姑 「ちょっと!どうゆう事?!約束破るって・・・ヾ(。`Д´。)ノ泥棒の始まりやないッ!!!」
私「え?話が見えないんですけど・・・」
姑 「しらばっくれんのもいい加減にしなさいよ!昨日貸した500円、昨日返してくれる約束やったやないの
」
私 「あッ、、、それでしたら俊ちゃんが帰りにポストに500円玉入れたそうですよ・・」
俊ちゃんは遅かったので起こすのも悪い・・と言いポストに入れたそうです。
姑 「えッ。。そうなん。それならそうと初めに言うてぇや」
言う間も与えない癖によく言うよ。(●´ω`●)ゞ
第7話 (ある意味)恐怖の電話
姑は朝早くから電話をかけてくる事が多々ありました。
それも、特に用はありません。
いくつか例をあげてみたいと思います。
結婚して間もない頃。
朝6時。
姑からの電話。
「あら、起きてたん。今起きたんやろ?」
「まぁ、別に何もないけど。じゃぁね。」
多分私が起きてるか寝てるか確認したかったんだと思う。
声を聞けばだいたい寝起きかどうか解りますからね。
ある時の電話。
朝5時!!!
もちろん寝てましたよ。
でもね、むかつくから起きてたフリしてやったよ!
大声で喋りましたとも!
声をハリ上げないとかすれ声が目立って寝起きだってバレちゃうので。
「あらッ!お義母さんお早うございます~(◎`ε´◎ )早くからどうしたんですか?!」
「お、おはよう、、あんた起きてたの?」
「俊は?起きてるの?会社の日は早くから起こさないと駄目よ。」
「早く起きると脳がよく働くんだから。」
「じゃッ。」
プチッ、ツーツーツー・・・・
いきなり切るなよって感じ。ヽ( )`ε´( )ノ
姑は朝がめちゃくちゃ早い!
3時半~4時です。
一応農家なので、朝早くから起きて5時前位から
外へ出て活動するらしいです。
あまりにも朝の電話が多いので
姑、もしかして朝は暇なんじゃ?と思いました。
第6話 俊cの実家にて
久しぶりに俊ちゃんの実家へ行った時の事。
俊ちゃんの兄・嫁も嫌々来ました(笑)
俊ちゃんの兄は、実母なのにも関わらず、
非常識な姑に愛想を尽かしたらしく
実家が目と鼻と先なのにも関わらず、
滅多に近寄りません。
兄嫁と姑の折り合いも悪いらしく、兄嫁も姑の事が大嫌いだそうです。
で、兄嫁は特に姑に気を使う訳でもなく、まったく姑に寄り付きません。
ある意味、格好良い。
私なんて、まだ結婚したてって言うのもあり、姑に気を使うし・・・
その点兄嫁は10年以上のお付き合い。
姑の性格も熟知している様子でした。
私と兄嫁が実家の玄関の外で座りながら語っていると、
姑から兄嫁にお呼びがかかり。。。
姑 「まるちゃん(兄嫁)野菜あるから持って帰り。」
お呼びは勿論、兄嫁だけ。
何でかって?
姑は、ガキのするような仲間ハズレがお好きな様子。
私が結婚する前は標的は兄嫁だったらしいけど。
まぁ、兄嫁とも疎遠になっていたみたいでターゲットは思いっきり私に。
ふん。別にいいけどね。
実家の母に貰った野菜や食材がたくさん家にあるから。
兄嫁「紗菜ちゃん、ごめんな
ちょっと行ってくるわ(;´▽`A``」
私「いいねん②
私はうちの親に貰ったのが沢山あるから
」
兄嫁は私に申し訳なさそうに、野菜を貰いに行きました。
私は、兄嫁に言ったつもりで、玄関にいた姑に聞こえるように言いました。
家に帰る時、言わんでもいい本間余計な事を言われました。
普通の心を持った人間なら、
「お腹大事にね。」とか「体調気をつけてね」
とか愛想でも言うんでは?
うちの姑の場合、エイリアンなので。
姑 「あんた、どんくさそうやけど、コケたりしなや。」
「あんたがこける位かまへんけど、腹に当たらんようにしいや~ガハハハ」
と一人で大爆笑していましたよ。