映画鑑賞記:「スピード・レーサー」 | サヨナラからはじまること・・・
興行的にはイマイチだったスピード・レーサーをレンタルして見ました

チャーリーとチョコレート工場」×「スパイキッズ」×「ワイルドスピード
+「マリオカート」=「スピード・レーサー
大人も子供も楽しい“家族愛”に満ちた新次元カーアクションムービー。



まず、映像。
マトリックスを撮ったウォシャウスキー兄弟が監督が新たに挑んだ映像表現。
実写とアニメの融合という事で、表現としての凄さはもちろんの事、
衣装や町並み、部屋の内装、レーシングカーまで、
60年代な雰囲気を近未来的に落とし込んだ
鮮やかで楽しい色使いもワクワクさせてくれます。
今回DVDではなく初のBlu-rayでの視聴でしたが非常に綺麗でした。

そして、ストーリーやキャラクター設定。
原作「マッハGoGoGo」をどの程度忠実に再現してるか分かりませんが、
ストーリーはシンプルで分かりやすく、大人も子供も楽しめ、
キャラクター設定も一部を除いては配役も含めいいです。
特に主人公の弟と相棒の猿(チムチム)が効いてます。
腑に落ちないその一部の設定についてはこちらの記事で真相が掴めました。
(ちなみに真田広之もどうでもいいキャラで出演)

冒頭に書いた様に、
「チャリーとチョコレート工場」的なポップな色使いと、
「スパイキッズ」の様なキャラ設定とゆるいアクション、
「ワイルド・スピード」の様なスリリングなスピード感、
そして「マリオカート」の楽しさ。
これらの美味しい所が満載の娯楽映画です。
一部のキャラ設定と若干時間が長いのがちょっとマイナスだけど、
もっと評価は高くていい映画。

映像:4
ストーリー:3,5
人物:3
総評:3,5(4?)