先月、日本三大田植祭の一つである
「伊雑宮お田植祭」にいってまいりました。
平安時代から伝わり続ける
形なき、「いのち」の伝達神事。
この日は天気予報でも
伊勢はあいにく大雨の予報。
遠路はるばる向うのに大雨だなんて
頭が「いやだなぁ」とついつい思ってしまう。
この 雨雲のような 重い思いの奥に
伊勢へと向かえるありがたきこの環境への感謝心が
すっかり隠れてしまった早朝でした。
そんな 空と心の雨模様を感じながら
それでも待っているお友達のもとへと出発しました。
伊雑宮とは、
三重県の南に位置する志摩の海岸沿いにある
磯部という海女の町にあります。
伊勢神宮の神田をもつ唯一の別宮です。
ここ3年間ほど
何度も足を運んだこの神社と神田ですが
この日はいつもと違う表情で迎えてくれました。
ちょうど神職の参拝が始まる所でした。
この頃になると雨がミストシャワーのようなやわらい霧雨にかわり始めました。
そして、参拝が始まると、
雨雲に包まれ、霧雨の中、日差しが降り注ぎ始めたのです。
それはなんとも表現しがたき感覚。
おもわず涙したいような、歓声をあげたいような、手を合わせたくなるような・・・
そんな衝動が、胸から込みあげてやまないひとときでした。
雲に覆われようとも
雨が降ろうとも
陽はいつも、地球を照らしてくれている。
雲だけをみるから、
雨だけをみるから、
嘆いてしまう己の視野の狭さに、愛しさを感じた瞬間でした。
ここは
あまてらすいざわのみや・・・・
かみのくに、ひとのくにをつなぐ空間を
いにしえの時を経て、今も見守る子宮のような巾着杉
にほんの国の氏神である
天照太御神が
真にお鎮まりになる磯部の地
来ることができて感謝です。ありがとうございます。




