不妊治療患者の経済的負担を軽減すべくNPO法人Fine が主体となって、今回で第三回目となる国会請願の為の署名活動が再開されました。


今回の主な趣旨は

1.特定不妊治療費助成事業より給付される補助金の更なる増額と制度(条件等)の見直しを求めます
※体外受精及び顕微授精などの高度治療について通算5年と言う期限付きで一年間に2度まで、一度につき15万円まで助成金が支給され、それは非常に有難いことではありますが、保険適応外治療の為それぞれの病院によって費用のばらつきはあるものの、体外受精で一回50万前後、顕微授精で75万前後の費用がかかります。
15万円の助成金を頂いても患者の負担は計り知れません。


■都道府県別助成金詳細はこちら→


2.不妊治療の保険適用範囲の拡大を求めます

※投薬、注射などのほとんどが保険適応外、及び、同月内に同じ投薬を処方される場合は全て実費負担となっており、受診する度高額な医療費を負担しているのが現状です。


上記を踏まえ、私達不妊症患者の経済的負担が少しでも軽減されるように、一人でも多くの署名を集めて国会に提出し、今まで保険が利かず10割負担していたお薬や注射が、風邪を引いて受診した場合と同じく3割負担になるように、体外受精や顕微授精の助成金の幅がもう少し広がるように、みなさまのご理解とご協力をお願いします。

勿論、これは強要ではなく、あくまでお願いですので、誤解なきよう重ねてお願い致します。


■請願の趣旨→

■署名とりまとめ書→

■署名簿→

上記はPCからのみ閲覧、ダウンロード可能になってます。

あいにく携帯からは非対応となっておりますので、ご協力下さる方で万一PC環境がお近くにない場合は、私の方で責任持って代筆させて頂くか、署名に関する資料をお送り致しますので、お手数ですがコメントやメッセにてご一報頂けますと幸いです。

又、これまでずっと一緒に署名協力を呼びかけているいちますちゃん も記事にしていますので、ご覧になって頂けると幸いですし、ご質問、お問い合わせは私達のどちらでも対応しておりますので、お気軽にご連絡下さい。


私事ではありますが、今年で不妊治療も20年目を迎えました。

今でこそ、不妊治療専門病院も増え、患者同士の交流やこのアメブロさんのような媒体を通して情報交換の場もありますが、私が始めた当初は今のように不妊症専門病院も少なく、寧ろ周りに不妊治療されてる方がまずいらっしゃらなかったので、まさに孤独でした。

一般的な産婦人科で妊婦さん方に混じって受診してきましたが、これはなかなか子供を授からない私にとってこの上なく辛いものでした。

結婚が早かった私の後に結婚した方達には次々子供が出来、正直妬みもあって心から喜べなかったりもしました。
精神的負担に加え、当時から注射一本5000円が当たり前で、経済的負担も家計を圧迫し続けました。

若い夫婦に毎回万単位の治療費を支払う能力もなく、まして体外受精や顕微授精なんて以ての外、そんな数十万単位のお金が一般庶民にある訳ないですよね・・・。

しかし、当時通っていた病院の先生にこう言われました。


『親御さんに借りればお金はなんとかなるでしょ。体外とか顕微した方が妊娠の確立は上がるよ』


先生がおっしゃる意味は十分理解出来ましたが、親に借りると言う選択肢がない家庭だってあります。

結局お金?????

お金があれば子供を授かる可能性が高くなる。

逆を言えば、お金がないと子供はなかなか授からない・・・・・。

それって残酷過ぎます。

子供が欲しい・・・その一心だけで毎月の治療費を捻出し、いっぱいいっぱいの生活を送る中で貯金はおろか、一切の贅沢も我慢し続け、治療に専念しても治療費が足りない・・・と言う現実。

せめて不妊治療が保険適応だったら・・・と強く思い、各メディアに不妊治療の実態を取り上げて頂きたく、何度も何度も手紙を書いて送りましたが、返事を頂くことは一度もありませんでした。


後に知ったことですが、いわゆる何かの団体や法人に所属してない全くの個人は相手にされないと、助成金制度を確立する為の署名活動をされたある団体の方から伺いました。


日本は少子高齢化が進み、将来への不安が叫ばれてはいますが、生まれてくる子供達の未来には向けられる目が、残念なことに子供が欲しい不妊症患者に向けられることはなかなかありません。

その理由の一つに、私達患者が不妊治療はデリケートなものだからとオブラートに包んで、周りに知られまいと隠していることも一つの原因だと私は考えます。


不妊症が恥ずかしいものだと私は全く思いませんし、寧ろ、自分達の身に起きている苦悩はもっと声を出して発信すべきだと思います。


私自身も経験しましたが、心無いことを匿名コメントされる方や、厳しいご意見下さる方も中にはいらっしゃいましたし、治療のことを限定記事にされてる方の多くは、中傷されたご経験がおありだと言うことも耳にしました。


私が言われたことの中で鮮明に覚えている一例です↓↓↓

●子供産めない女は女じゃない
●おまえらに大切な税金使ってたまるか
●体外受精してまで子供欲しい気持ちがわかりません
●不妊治療よりもっと他に苦しんでる方いらっしゃいますよ
●普通に妊娠しないんだったらとっとと諦めれば良いのに
●不妊治療してる奴に国の金使って子供産ませるより、ぽんぽん産める奴に産ませれば良い


以前のアメブロはコメント認証制度もなかったように記憶してますし(間違ってたらごめんなさい)今でこそ、メンバーのみも受付可能になりましたが、匿名での書き込みが自由に出来ていましたから、とにかく心を痛めるコメントが非常に多かったですね。

顔が見えないネット社会ですから、いろいろありますよね。

でも、それに屈していては進むものも進まなくなりますし、何が困るって自分が一番困るから、反感買っても有難いご意見として心に刻み、前だけを向いて歩いて行ってたら、賛同して下さる方々との出会いも沢山ありました。

相手にわかって欲しければ、まず自分を知ってもらうことって大事ですよね?

不妊治療の現実を変えて行く為には、治療してる私達患者の意識をまず変えていく必要があると思うんです。

治療記事を書かれてるブロガーさん、まずは記事から専門用語をなくすことから始めてみませんか?

ベビ待ちのみなさんには理解出来る言葉も、不妊治療をご存知ない方には理解出来ません。

現に、不妊症のことを知ろうとして下さった方がベビ待ちブログを読んでも、意味のわからない言葉が乱立していて壁を感じたと言うご意見をいただきました。

自分達の治療環境をよくするも悪くするも自分達次第ではないでしょうか?


いつか変わる→20年治療続けましたがそうそう変わりません。

誰かが変えてくれる→助成金を確立したのは同じ不妊症患者の方が連日街頭で署名活動して下さった背景があります。

ベビ待ちのみなさんのご協力を心から願っています。

そして、みんなが平等な治療環境で子供を授かれるよう、これからも誠心誠意を尽くして呼びかけを続けたいと思っています。


みなさんの元に一日も早く天使が舞い降りますように☆☆☆