自分とつながろうとしているあなたへ
前回の更新から1カ月以上たってしまいました(忙しすぎ!)
5月30日から水星逆行が始まっています。
このタイミングで、パートナーとの関係において、自分にある過去の傷を思い出し、癒しの作業に入る方もいるでしょう。
風の時代を構成する風の星座に重要な、『コミュニケーション』
気が合う人と過ごせれば楽しいけれど、気が合わないと少しつらいですよね。特に大切なパートナーとの関係は重要ですよね。
パートナーとの関係は”愛着スタイル”が重要、って聞いたことがありますか。ここでいう愛着は心理学用語で、『乳幼児が思たる養育者との間に築く情緒的な絆』のことです。
愛着障害の専門家である岡田尊司先生の著書 『夫婦という病』は自分の振り返りに役立ちます。
この本では、すれ違う夫婦の21のケースが書かれています。これらのケースは、夫婦の愛着スタイルの違いにより、気持ちや言動にズレが生じて悩む妻の姿が紹介されています。ケース毎にズレの原因や対策、その後どうなったかが書かれています。
ここで、愛着スタイルには、”安定型”と”不安定型”があり、不安定型は”回避型”と”不安型”の二つがあると紹介されています。
安定型
・・・幼いころから特定の養育者によってよく世話をされた場合には愛着が安定して、相手との親密な関係が長続きします。思いやりがあり、優しく、気が回り、不安やストレスを感じにくくなります。
不安定型
・・・幼いころに不十分な愛情や世話しか与えられなかったり、それ以降も愛情を奪われたり傷つけられる体験を繰り返すと、愛着が発達しません。不安定な絆、子育てへの困難さ、優しさや思いやりに欠けて、不安やストレスを感じやすくなります。
回避型
誰に対しても愛着が築けず、心を閉ざすことで自分を守っていて、本当の意味で気持ちのつながりが持てません。表面的なところだけの関わりで面倒を避けています。これは優しい愛情に欠けた環境で育った人で典型的にみられます。
不安型
過剰なまでに親密な関係を求めます。いつも一緒にいたい、絶えず愛されている証拠を求めて、構われないと機嫌が悪くなります。パートナーに依存し、頼ろうとしますが、愛情の薄れを感じると、怒りを覚えて攻撃をしたりします。また、寂しさに耐えられず別の人に気持ちが移ることもあります。これは、愛情や優しさが気まぐれに与えられたり与えられなかったり、極端に差がある環境で育った人にみられます。
この組み合わせにより、安定した関係を築けたり、反対にお互いの気持ちや言動にズレが生じて、心身の調子を崩すことも起こります。
もし、今のパートナーとの関係を考えてみたい、いつも同じようなタイプを選んでつらい思いをしてしまう、という方は参考に読んでみて下さい。
誰が良い悪いではなく、組み合わせの問題だったんだ、と気付くかもしれません。そして、自分自身を癒してみる、自分の言動を変えてみる、自分に合った人を見つけてみる・・・とこの先の人生を今までとは違う方向に進んでいくという選択もありです。
これから1カ月続く水星逆行、自分の人生の振り返り期間にするのもお勧めです。
今日も素敵な1日を!