太宰治の「舌切雀」を知らずに観劇
「こんな話だったのか……」と驚き
最近、「人間失格」を読んだばかりだったので、太宰さんはどれだけ「愛」と「憎しみ」と「業の深さ」に囚われていたんだろうと思ってしまいます。
今となっては「文豪」「文学」と言われているんですが、私にとっては昔のライトノベルと言った感じでした。
そんな太宰さんが原作のこの舞台、場面が「太宰さんパート」「舌切雀パート」「金婚式間近のご夫婦のパート」の3つに分かれていました。
戦争さなかに命の危険を顧みず書き続ける太宰さんは勇敢というよりやっぱり死と隣り合わせな雰囲気でした。
全体的には「幻想的」「リアリティ」などなどどんな言葉が当てはまるかと考えても思いつかず結局「ライト」な感じという感想になりました。
何がライトなのか不勉強な私には表現できずなんですが、一つ感じたことを言葉にすると「熱量」を感じなかったとでも言うのかもしれません。
それにしても久々に観た内君はやっぱりかっこよかった