先日、娘の発達特性の検査の結果を確認しに、

(卒業した)高校に行ってきました。


手先が器用なことや、

視覚から入る新しいことはすぐに習得することは、

良い点としてあげられていましたが、

言語理解力が残念ながらボーダーと低く出ていました。

耳から聞いて話の内容を理解するのは苦手のようです。


また、自分の考えを言葉で表現することも苦手であり、

聞いたことも覚えておくことが難しいとか。

なので、いわゆる雑談的な会話に参加することや、

集中して話を聞き続けることは難儀だということです。


お喋りが苦手なことは認識していたのですが、

聞く側も苦手でいたことには気づいていませんでした。

そういえば、こちらが一方的に話している時に

特に相槌も反応も示さないことがあったりして、

「この子、話をちゃんと聞いているのかな?」と

思ったことはあったのですが、

そんなに深刻だとは思えないでいました。


他にも、自己評価が低くて情緒的に不安定なところがあったり、

周りと自分とのずれに気づいてもそれを上手く説明できず、

自己解決をはかってみて上手くいかない場合はただ我慢してしまう傾向があるとか。


カウンセラーの先生曰く、

「恐らく学校生活は本人にとって相当大変なものだったでしょうね」

と言われて、

随分と長い間彼女は闘ってきて、今安堵の気持ちでいるんだなと感じました。


「今はちょうど心理的に過渡期の年齢であるとは思うので、

20歳過ぎたあたりで変化することもありますし、焦らないでください」

「(一応)こんな医師や施設もありますよ」と

いくつかの相談機関もあることを紹介していただいて、

もちろん学校にも気になる事はいつでも相談下さいとおっしゃって下さいました。


言語理解力か・・・

小5まではほぼ普通に通学・勉強して人並みの評価も貰っていて、

詩で市のコンクールに出展して賞を頂いたこともあったし、

小・中の不登校の原因も人間関係のトラブルがあったからと、

学校側も私自身も思っていたので、

支援施設に相談に行くことは考えていなかったし、

打診されたこともありませんでした。

完全に見過ごしてしまったのですね。

娘には申し訳ない気持ちでいっぱいです。


ここ数日は、そのことばかりが頭をよぎってしまって、

誰にも見られないところで泣いてばかりいます。

もう少ししたら涙も一通り流し終えて、

ちゃんと現実に向き合っていきたいと思います。

その時は、娘にも結果を話します。