・・・壁にぶちあたる。。。
マンツーマンで指導するスタイルのボランティアによる日本語教室。
わたしはこの4月から教師として参加。
わたしの担当は年齢の近い中国人女性。
昨日初対面だった。
彼女はいわゆる、日本に嫁いできた外国人妻というやつだ。
みんなの日本語Ⅰ、Ⅱが終わり、日常会話には不自由しないレベルだそう。
彼女に詳しく聞いてみると、聞く&読む○、話す△、書く×、とのこと。
前任の教師からの引継ぎで『みんなの日本語 初級で読めるトピック25Ⅱ』を使って授業するように言われていた。
そしてさっそく上記の本を使い、読解問題を行う・・・
わたしは昨年(2011年)、日本語教育能力検定試験に合格した。
しかし、実技、実践は昨日が初めて。
進め方がわからない・・・
手探り状態でまず、読み物を彼女に読ませてみた。
中国語話者特有の発音、だった。
アクセントの問題だ。
彼女は「発音が下手」と自らも気にしているようだった。
でも、読んでもらっているときに止めてまで全てを訂正はできない。
わたしが矯正したのは、彼女が「訓練」を「くれん」と発音したときくらいだった。
そんなときに想像したのは、自分が英語を学んでいるsituation。
全ての発音を矯正されていては、読解の学習にはならない、と。
だからこれでいいんだろうな、と。
読み終えて、彼女に「だいたいの意味はわかりましたか?」「わからない単語はありましたか?」など聞いてみた。
彼女はわからない単語はないし、意味もわかったと言った。
それから内容確認の問題をやってみて、しっかりと理解できているようだった。
さらにその後、読み物の中で使われている文法事項の練習問題を行った。
「可能動詞」のところ。
動詞をⅠ、Ⅱ、Ⅲとグループ分けして、「飲む→飲める」「起きる→起きられる」「する→できる」などと整理。
説明なしでまぜやってもらって、しっかりできていた。
しかし。
その後にその可能動詞を実際に使って文を作る、という作業の際。
彼女はなかなかうまく作れなかった。
時間をかけて、ひとつひとつ「これはグループⅠ、だからマス形に『れる』をつける」と考えればできるのだけど、「『食べる』を可能動詞にして文を作ってみて」と言っても作れない。
結局は「ご飯を食べることができます」となってしまう。
可能動詞を使わずに、「~ことができる」を使って可能文を作る。
それでも可能文を作れるけど、今日は可能動詞について勉強します。
と言ってもなかなかうまくいかない。
しまいには飽きて席を立ってしまった・・・
「可能文を作るには二つある。一つは動詞の辞書形に『~ことができる』をつけてつくる方法。もう一つは動詞を可能動詞に置き換えてつくる方法。今日やったのは可能動詞の作り方。だから今日はこの可能動詞を使った可能文を作りましょう。」
ということを必死に伝えようとするのだけど、なかなかうまくいかない。
非常に難しかった。
来週に向けて反省は、
もっと授業を練って持っていくこと。
エア授業をやって、クラスの流れを作っていくこと。
彼女は恥ずかしがりや、ということなので、質問しやすい雰囲気をつくること。
中国語を少しでも覚えて、少しコミュニケーションをとること。
自分の話し方、教え方に問題がないか、もっと客観的に見ること。
本や先輩日本語教師のブログなどで情報収集すること。
※自分のやり方に自信がない!!
何が良くて何がダメなのか全くもってわからないため、彼女に協力してもらい手探りで捜し求める!!
楽しかった、とは言えないが、これからいろいろやってみよう、とは思えた初日でした。
