どうも、こんにちは。
3日坊主です。
・・・予想通りの展開となりましたが、音楽を聴かない日だってあるじゃない。
ここんとこリリー の新曲とソロの新曲を作りこんでたもので。
その甲斐あっていいモノ出来そうです。
で、本日は、そのソロ作に比較的近いニュアンスのこの1枚を。
キャロル・ロールの79年作1st「アリバイ」。
タンゴやワルツを基調とした欧州デカダンスを感じさせる1枚です。
カナダ人ですが、フランス語圏の人なので全編フランス語。
レーベルもフランスのサラヴァなので、ジャンルとしては「フレンチポップ」に入るのかな?
そして、このアルバムで全作詞作曲を手掛け、プロデュースまでこなしているのがデカダンス・カナダ人、ルイス・フューレイです。
この人は一言で言えば、ド変態で、自分のソロアルバムでは娼婦になりきっていたり、セックスの順位付けを発表していたりと、破廉恥な事この上ないです。
しかも、それを自身の美しすぎるピアノやヴァイオリンで、タンゴやワルツに乗せて歌うというね。
つまり、ボク好みということです。
このキャロルのアルバムも、そういう自分が演ってる事を自分の女に演らせてウヘヘと喜んでいるという変態ぶりです。
いうなれば、小室と朋ちゃんの関係ですね。
違うのは、30年以上たった今も2人は一緒だというところ。
ド変態に見えて、実はロマンチストという事なんでしょうか。
もしくはド変態同士か。
そう考えながらジャケットを眺めてみると、真っ直ぐな瞳で「このド変態!」と言われたようで、身につまされる思いです。