キャンドルレシピの価値 | 日本キャンドル協会(JCA)理事長ブログ

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キャンドルのレシピにはどれだけの価値がある?

 

キャンドルレシピには料理レシピ以上に価値があると考えています。

 

 

一度クラフトコースを修了し技術や知識を習得した方にとっては、なおさらレシピに価値があることが分かるはず。

 

だからこそ価値あるレシピは有料(例えば3,000とか5,000円)で売買されるてもよいのでは?

 

新しい作り方(レシピ)を考え出すのに、キャンドルアーティストは何十時間も何百時間も研究を繰り返しているのですから、良いレシピが売れて然るべきだと思うのです。

 

 

そしてアートの世界では、特許でもない限り、真似されたとしても、権利を営利的に主張するのは難しいですし、「私が最初に作ったキャンドルだ」とか「真似をするな」と言っていてもキリがないですよね。

 

遡ればそのキャンドルをもっと昔に作っていた人がいるかもしれませんし、世界中の本を探せば既に載っているものもあったりします。

 

また、キャンドルアートの市場が成長していく過程において、一度世に出したキャンドルが誰かに真似されることは避けられないことですし、真似されたということは「自分のキャンドルが人に認められたんだ」と思うくらいの心持ちが必要ではないでしょうか。

 

決して真似が良いとは言っていないですし、真似ばかりするのは格好良いことではないですので誤解はないようにお願いしますね。

 

タダで真似をされるくらいならレシピを売ってしまえば良いのでは?と。。

 

 

 

真似をするかどうかはプライドやモラルの話で、

プライドがあれば人の真似をしないでしょうし、モラルがあれば本人に黙って真似することはしないでしょう。

 

この狭い業界で既得権益争いに疲弊するのではなく、より広い視野を持ち、オリジナリティやクオリティで競い合っていくことが、これからのキャンドルアートの成長には必要だと思います。


昔からキャンドル作りを続けてきた人に敬意を表すことは大事なことですが、スタートした時期に関係なく良い作品は「良い」と認められるべきです。

 

賛否両論あると思いますが、これが当協会の考え方です。

 

 

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