こんばんは。
今日は生徒様の質問や困りに答えてみようのコーナー!
初の試みです!
テーマは,
”ワックスの色付け”について
韓国キャンドルでは,ソイワックスやパームワックスを使用することが多く,
液体の時は透明感のある黄色,固まると白くなります。
candle.n.houseでは,白い陶器の上にちょんちょん落として,固めて色確認をしていきます。
パラフィンは,固まっていても透明感があります。
ソイやパームの色付けばかりしているとパレットに落として確認する癖がついているので,
パラフィンもちょんちょん確認をしがち。
ですが,それでは思った色にはなりません。
いつもレッスンでは,
パラフィンは,見たままの色ですよー
と言っていますが,
色が濃くなりがち。
見たままの色ですよーーの意味が伝わっていないのかもしれません。
上がソイハード
下がパラフィン
少し,ソイハードが黄色いです。
同じぐらいの濃さに着色してみました。
少し黄色が反映しているのがわかります。
↑ソイハード
色付け前と色付け後です
ちょっと影ですいません。
パラフィンの色付け前と色付け後
ここでなぜ、パラフィンは
このちょんちょん確認で確認してはいけないかというと…
イメージをしてください。
ソイやパームなど固まると白くなるワックスは白い紙をイメージ
白い紙1枚と
10枚重ねた白い紙
少し白さが濃くなりますが,かわりなく白。
パラフィンはトレーシングペーパーをイメージ
トレーシングペーパー1枚と
10枚重ねたトレーシングペーパー
透明度がなくなっていきますよね。
色付きのトレーシングペーパーがあるとすれば,
どんどん色重なって色が濃くなっていきます。
ということは,
ちょんちょん確認をすると色が薄いけれども
かたまりになると色が濃くなっていきます。
イメージできましたか?
↑こちらはソイハード
厚みがあってもほぼ同じ色
少しぼけてますが。
同じですね。
パラフィンはというと
厚みがあると濃いな!!
となります。
全然違います。
ということになるので,
お鍋の中で確認する方がよいのです。
固まると液体の時よりも透明感が減りますし,添加剤によっても変わりますので
わからない場合は,カップの中にいれて固めてみたり,
お鍋の中に入れたまま固めてみたり
鍋底が白いお鍋で制作してみたり
ご自身で確認しやすい方法で確認してみてください。
パラフィンをよく使う方にとっては,
今更ーー!
なことですが,
白くなるワックスを頻繁に使う方にとっては
慣れないことだと思います。
少しでも参考になればと思います。
次はどんなお悩みについて書こうかな。
パームワックスの販売サイトによって柄が変わるので,
そのことについても,今後書いていこうと思います!
お楽しみに!