再入院と痛風 | 茗荷谷だより ――がん治療日誌

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私自身の大腸がんの治療日誌です


 きょう、私の住んでいる茗荷谷の隣駅にある都立大塚病院へ再入院しました。
 あすから半年間にわたる抗がん剤治療が始まるに際して、1回目の今回だけは短期入院し、以後は2週間に1回の通院治療になるそうです。フォルフォックス法と呼ばれる治療法です。

 先々週の金曜に退院して10日間、予想以上の体調の悪さに、腸炎の薬をのんで眠る以外のことはほとんどできませんでした。1カ月の入院で足の筋肉がすっかり落ちてしまい、1時間外出するだけでもフラフラ。
 おまけに、入院以前にわずらっていたのと同じ痛風症状が左足の親指のつけ根に出て、びっこを引きながらしか歩けません。





 一昨日あたりからその痛みはようやく引きましたが、それがまさかの痛風であることを悟ったとき、入院中にもその症状が既に出ていたことに思い至りました。実は、手術直後に、立って歩くと両足のかかとと指のつけ根が痛んで、そろそろとしか歩けませんでしたが、そのときにはそれが痛風だとは気づかなかったのです。




 入院以前の私の痛風は、私が晩酌で日本酒を4合も5合も毎晩飲む(飲まずにいられなかった)ことから起きていましたが、今回のは手術で体力が極度に衰えていることから起きています。
 今後、抗がん剤治療が進んでいくと、私の場合には痛風の再発にも気をつける必要がありそうです。先生にはちょっと言いにくい点ではありますが……

 この10日間、がんという病気と正面から向き合うことはほとんどできませんでした。それを忘れて生の喜びにひたることと、それと真っすぐ向き合って、食事や運動に気遣うこととをうまく両立させ、バランスをとっていきたいものです。





 ちなみに、先々月の4月20日に入院した当日には 86.5kg あった体重が、1カ月たった退院時点では77kgまで落ちていました。きょうの再入院時点の計量でも77kgを維持していました。

 でも、若いころの私は60kg台前半をずっとキープしていて、そのころが最も元気でしたので、単純計算して、あと10~15kgの減量の余地は優にあることになります。
 当面の食事・運動療法の具体的目標として、60kg台前半まであと15kgの減量を自分に対して掲げておこうと思います。

 こうやってブログで公言してしまえば、食べ過ぎたり、甘いものや脂っこいものをたくさん食べてしまうことに対して、少しでも歯止めがかかるかもしれません。

 今後、この柔ら雨減量大作戦について、随時状況報告をしてまいります。乞うご期待!?





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