胃がんが十二指腸に再発し、十二指腸がほぼ閉塞していた夫。

 

10月2日に入院し、合併症の肝膿瘍の治療をしつつ、11日にやっと閉塞していた十二指腸の箇所にステントを設置していただくことができました。

 

ステント設置により鼻から入れていた管が抜け、少しすっきりした表情の夫。

 

そしてステントを入れた今日から食事も始まりました。

メニューは鯖の煮付け、野菜の煮物、みそ汁、おかゆ、バナナでした。

 

出された量の半分は食べることができました!

が、やはり胃もたれしているとのこと。

まぁ今日のところはしかたないか。

 

一方、肝膿瘍の方は悪くはなっていないものの、劇的に良くなっているわけではなく、依然としてドレーンから膿が排出されているし、熱も37台が続いています。

 

主治医からは、「肝膿瘍の治療は時間がかかるんですよ」と言われていて、「1週間経ったら先週よりは良くなったかなと思う」くらいにゆるやかに回復していくんだそう。

 

急ぐことはない、しっかり治すのが大事ですね!

 

そして主治医には、肝膿瘍治癒後は「抗がん剤治療」を勧められたそうです。

 

実は夫は、5年前の胃がん手術後に抗がん剤(TS-1)を受けていないのです。

(夫がひそかに拒否したため。薬は処方されていたのに服用しなかった。この話はまた別の機会にします)

 

そんな夫なので抗がん剤治療はしないと思っていたら、なんと「するつもり」だと。

「そうなんだ」と言うと、「がんを治して娘と長く一緒にいたいから」と言っていました。

 

そうやって「生きたい」と思う気持ちが大事ですよね!!

 

私からは事務連絡として、以下について話そうと思っていたんだけど、

 

・今日これから社労士に「傷病手当金」や「失業給付」の給付条件について相談しようと思っているのでその相談内容の確認

 

・義母にいつ上京してもらうか

 

夫は今日はあまり機嫌が良くなくて「傷病手当金なんてもらうつもりはない。俺は稼ぐんだから!」とちょっと感情的になっていました。

 

そりゃ夫には稼いで欲しいけど、しばらくそれが難しいと思うからこそそう言ってるのに。

 

社会的な保障を受けながら(お金の心配をあまりせず)、がんの治療ををするのがいいと思うからわざわざ相談に行くのに。

 

「傷病手当金をもらう」=チンケな手段、男としてのメンツが潰れる、みたいに感じているのかな?

 

今まで高い保険料を払ってきたんだし、誰に迷惑をかけるわけじゃないんだから、と喉まで出かかったけど、無用な言い合いはしたくなかったので、今日はさっさと病室を後にしました。

 

私は私のやれることをやろう。

 

ということで、社労士に相談にいった内容は次回のブログで書きます!