がん患者本人もがん患者を支える家族も、つらい治療、付き添いや介護、不安や心労から精神的にも肉体的にも疲れ切っていますよね。

 

でもがん闘病は長期戦です。

毎日の生活の中に、少しでも楽しめたりリラックスできたりするような時間が欲しいものですよね。

 

今日はそんなふうに「自分を元気にするもの」について考えてみたいと思います。

 

がん患者の妻である私は現在、訳あって小学3年の子どもの授業に付き添っているのですが💦先日のホームルームの時間に【元気リスト】を書くという取り組みがありました。

 

これは「落ち込んだり悲しいことがあったり疲れたりした時に、自分を元気にしてくれるモノやコトを書きだそう」というもので、

 

趣旨は、「"元気の素"を認識することで自分が自分らしくいられるし、他の人の"元気の素"を知ればお互いの違いを認め合いお互いを尊重することができる」ということだそうです。

 

うちの子どもは画像のような内容のものを書いていました。

 

 

元気リスト:落ち込んだ時疲れた時に自分を元気にしてくれるもののリスト

 

 

 

・のらネコをみる🐈

 

・本やマンガを読む📚

 

・何もしない

 

・テレビでコナンを見る

 

・絵を描く✏️

 

授業では各自がリストを作った後、発表しあう時間があったのですが、他の子どもたちからは、

 

・外遊びをする⚽️

 

・ゲームをやる🎮

 

・好きなテレビをみる

 

・お風呂に入る

 

・ペットをなでなでする🐱

 

などいろんな話が出ました。

 

私ならこんなことを書くかな。

 

・一人の静かな時間を持つ

 

・本を読む

 

・よく寝る

 

・お風呂でのんびりする

 

・ヨガや空手などに集中する

 

・お習字に集中する

 

心身ともに余裕がなくなりがちな闘病生活/患者を支える生活だからこそ、「自分に元気をくれる素はなんなのか」をちょっと振り返る時間を持てたらいいなと思います。

 

その内容は本当に人それぞれだと思いますし、書いてみると意外と自分でもびっくりするようなことが発見できるかもしれません。

 

実践すれば自分に元気を与えてくれる「元気の素」はきっと自分の中にあるし、そこにつながれば自分でエネルギーを作れるんじゃないかと思います。

 

ペンと紙を用意してぜひお試しください😊