がんカテーテル治療について



以前にも書いたし、

講演会でも何度も説明していますが

がんカテーテル治療って

ニャンコの作った、造語です。

医療用語ではないです。

主治医の先生に、がんカテーテル治療ってどう思いますか?ってゆっても

きょとんとされるだけですよ。


当院では、

治療目的を 標準治療不応不耐の症例に対する

救済的、緩和的側面から

実施しています。

平たく言えば、

標準的対応で苦慮している患者さんへの選択肢のひとつとして。

あくまで選択枝のひとつであって、

他の治療、例えば全身抗癌剤治療や放射線治療や緩和治療やその他、様々ながん治療を選択肢にあげて、その中でカテーテル治療が良ければ提案しています。


また、治療内容は

これは医学用語ですけど

動注療法、

化学塞栓術(TACE)

を行っています。


他の施設との大きな違いは、

倫理委員会を通してきっちりやってることや、

集学的治療のひとつとして総合病院でやってることや、

肝臓だけでなくアクセス可能な臓器は首から下、様々な場所に実施してることや、

抗がん剤の選択、ビーズの選択などで、がん腫に応じてきっちり使い分けて
その一定の成績を持っていること、

でしょうか。



そもそも、
うちががんカテーテル治療センターって名乗ってるのも、
自分が以前の施設で作ったセンター名だからです。

今の施設でも使ってます。



一部のメディアやネットで、がんカテーテル治療って取り上げられるとしたら、

へえ、結構この造語、通るようになったんだねえ、と

なんか微妙な気分になりますね。


ニャンコの掲げた、がんカテーテル治療のコンセプトは、

依然として、当院のオリジナルであると、自負します。




くれぐれも医学用語じゃないってこと、理解してください。



本日も当直中。


明日は業務ではないけれど、大切なコミュニティーの日。
また疲労困憊で参加か・・・・・・


いい加減、ニャンコの年齢も考えてほしいもんです。

自分より若い医者でやってないと、かちんときますね。




あと、訳が分からんことを知ったかぶってゆう医者もやだね。


穏やかな夜でありますように・・・・・・・・







「吹田徳洲会病院 がんカテーテル治療センター」



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