結論から言うと…
悪性胸膜中皮腫については、体力と気持ちに少しでも余裕が残されていれば最速で段取りをしてもらってセカンドオピニオンを受けた方がより良いと考えています。(私の個人的な見解になります)
さて…
町医→田舎の市民病院と紹介され確定診断となりましたが、田舎の市民病院の先生が「これはもっと医療設備が整った病院で治療を受けちゃったほうがええですよ」という事で、母に隣市の市民病院へ紹介状を書いてくださいました。私は知りませんでした。
ある日母から「4月〇日に、〇〇市民病院へ行ってそこで改めて検査を受けて、治療方針とかを聞くようになってるし、その数日後には入院するから」と、入院日まで決まっている事を初めて聞かされました。そして入院前検査日までたった数日しかありませんでした。
えっ!セカンドオピニオンせんのん!?
もうそこで治療するって決めとるん!?
私は数日前に母から悪性胸膜中皮腫であると聞いた後、ほんとまぁ色々調べました。希少がん故に少しでも経験が豊富で専門としている医療が整った環境が基本は望ましいと私は決めておりました。ただし通院が難しければ化学療法についてはどこで受けても同じ薬剤であるため気にするほどでもないっか、みたいな感覚でした。
母は違いました。インターネットやSNSと無縁でしたのでパンフレットのみをサラッと読んでおりましたが、悪性胸膜中皮腫というリアル実態を一切知らなかった為、がんじゃろ全国どこでも治せるけん大きい病院ならOK!安心!という気持ちでした。
母へは、大きい病院もとても良いと思うけど、専門医がいる病院もとても良いと思うからそこの話も聞いてみないか?とは伝えてみましたが
「お母さんは、はよ入院したいんよ」の一点張りでした。
私があーでもない、こーでもないと説明して事の重大さに気づき、中皮腫がそこまでの病気であるとようやくここで理解しました。
一応、隣市の市民病院様へ受診した日に検査結果の説明を受けた時に私からセカンドオピニオンを…と伝えましたが大変ムッとされたと思います。だって後日の入院の段取りしていたんですから(TT)(大人な対応をしていただけました大変恐縮です)
本当に病院様には大変申し訳なく大変失礼な事をしました。
セカンドオピニオンを受けるのであれば、地元の田舎の市民病院から、隣市の大きい市民病院へ行く手前で言わなければなりません。母は私に何も相談しなかった為、入院まで決めてしまっていたのですから。私も病院様も大慌てでした。
早く病院様へ伝えていればよかったのですが、そもそもセカンドオピニオン受けんのん?!という会話をギリギリにしましたから、母に納得してもらったのも入院前検査日の前日とかでした。
母としては1日でも早く切除手術をしたかったそうです(実際は切除不能な段階です)
私は、専門医の言葉を聞いて納得してからにしたかったです。
でも母(患者)の1日でも早くという言葉は、一番正しい言葉だと思います。
母は遠方へ通院治療はできないから近くが良いなぁ、化学療法は同じ薬剤なら全国どこの病院で投与しても同じなので問題ないんじゃないの?と言っておりました。
私は経験者の方の話を聞くうちに副作用が出た対処や、効きが良いか悪いかの総合判断、次のステップへの見解等を聞けるのは、やはり経験豊富な専門医だと思う、に至りました。そして経験豊富な先生のもと行った治療でどんな結末が起きようとも、その時の最善の判断だったと思うし、きっと納得できると思う。で一致しました。
(日々頑張って治療してくださる全国の先生全員を尊敬しております)
隣市の大きい市民病院様では治療はせず、入院も断らせていただきました。
申し訳ありません…
いざ、セカンドオピニオンを受けます。
長くなるので次回…