経緯だけでなく、今の母の体調も記しておきます。

 

・市民病院から中皮腫の専門医がいる遠方の病院へ転院して通院治療中です

・悪性胸膜中皮腫 確定診断

・切除不能な段階

・胸水だけでなく、腹水も溜まっている

・胸水から横隔膜の隙間をつたって腹膜に水が溜まっている状態ならまだ良いですが、腹膜のいたるところに(転移)(先生は指をさしながら、この後濁してくださいました)

・(図を見せながら)ステージで言うと限りなくこう…(末期を濁してくださいました)

・全身の化学療法スタート

・オプジーボ・ヤーボイの組み合わせ

 

ブログを読みに来てくださる方に隠しても仕方がないのでハッキリ言いますと、末期がんです。ステージについて初期(切除可能)→治療不可能(末期)と書かれた図を見せられ説明された時に、言葉は濁してくださいましたが指は末期を指さしておりました。

 

セカンドオピニオンの事は別記事で改めて触れますが、私はセカンドオピニオンを2病院程、受けました。中皮腫の経験豊富な先生は腹部に転移しているとなると余命半年ほどの人も多い。とのことでした。その言葉を聞いたときはさすがに気分が悪くなって私は泣きましたよ。そのあと私は切り替えましたがね。

 

母はというと、あっけらかんとしているんですよ。

治すよ!という力強い言葉ばかりで、毎日歩いたり、ご飯をもりもりたべて、人生をあきらめていないというか、まだまだ楽しむぞ!という感じがします。

 

母は平均4,000歩あるいています。

多いか少ないかは一概に言えませんが、5000歩を目標にいるそうです。

安静時心拍は65前後と安定しており、歩いているときの平均心拍は100を切る程度のちょうど良さ、心電図に特に異常波形もなく、血圧は130前後で安定しています。

見守りスマートウォッチを持たせているので、遠隔で母のバイタルチェックを毎日しています。今後紹介します。

 

母は元気です。

末期がんのイメージといえば痩せていて、つらそうで、悲壮感があって…というイメージが正直ありました。余命半年と言われましたが少し体重が増えて(ぽっちゃりに戻りつつあり)、5000歩程度歩いており、家事もこなしています。

 

元気に見える末期がん患者といえば、高須クリニックの高須先生(全身がん)、樹木希林さん(お亡くなりになる直前まで元気に仕事)を思い浮かべますが、本当に何が違うんでしょうね。

 

元気な末期がん患者っていうのは、何か良いですね。