状況
先日、風呂から出て着替えていたら鈍い音がするので駆けつけると母親が仰向けで倒れていた。意識はあって前頭部(おでこ)がすごく痛いと訴えていた。出血はしていなく、意識もあり目も見えており、転倒する際に壁の角で打ったことを説明できた。体温計、SpO2(パルスオキシメーター)で計ると体温や酸素は問題ないが、脈拍が100前後まであがっていたのと痛さを訴える。昨年4月の心筋梗塞のときは、救急車を呼ばなくて言いといっていたのが、今回は医者を呼ばなくていいのかと訴えてくる。頭部打撲なので倒れたその場で毛布を掛けておくこととした。

患部
昨年も5月にちょっとした足の打ち身でも大きく腫上がったことがあったので、見ると左目の上に大きなたんこぶができつつあった。このせいで左目があきにくくなっていた。これは、心筋梗塞での処方薬のバイアスピリンとブラピックスの副作用というか効果。出血になっていたらもっと大変なことになっていただろう。

緊急通報
最初は、状況から救急車は不要かもしれないなと判断して緊急相談センターへ電話するも、金曜日の夜ということもあるのか2度とも話中でつながらず。痛さのため、脈拍が100を超えてきたし、患部が頭だったので、119番に緊急通報。到着までの間に通路確保と保険証、お薬手帳などの準備。
ほどなくして救急車到着。血圧が200を超えているものの、心電図も大きな問題がなく、意識があって、手足も動かせているため、受け入れに難色。が、問題なければ即、退院でもよいかとの条件提示を承諾して受け入れへ。

診察
移動式のCTで検査したところ、頭の中には特に問題がないため痛み止めのみ処方されて退院へ。滞在時間は過去最短の2時間程度。ただ、これから24時間は要注意で、少しでもおかしければ緊急通報してくださいとのことでした。血圧は、痛みで上がっているとのことで、落ち着けば問題ないでしょうとのこと。

緊急相談センター(東京:#7119)
電話がつながらなかったので利用できなかった。

その後
何もしなければ痛さは2-3日で収まったものの、触れたり押したりすると大分痛いらしい。2週間で少し触れるぐらいには収まってきた。痛さ以外に特に症状はなく問題はなさそう。診察していることの安心感は大きい。

転倒1日後

転倒1日後



転倒2日後

転倒2日後