ヤマハ C3モデル 調律 | 調律師 神戸君仁

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ピアノに付いて、ブログを書いてます。



公民館での演奏会の為調律をしました。

公民館でのピアノの扱いはもの凄く悪く、風通しの異常に良い所、そして直射日光が当たり、ピアノに対し悪条件な所でした。
演奏会で使用なので、1時間半を頂いている中でベストを尽くさなければなりません。
1.調律
弦がガビガビに錆びて、チューニングピンが癖がついており目標の音にならないですが、癖を見極めて回します。
演奏会なので、音の伸びも造ります。
2.整音
ハンマーが固くなり変化しない音になりギャンギャンと耳障りな音になっています。
出来るだけ、ハンマーの溝を取り除きピッカーでハンマーを針刺しして柔らかく音を変化させました。

その二つを優先して作業を行い、どうにか演奏会に間に合わせました。
自分でここまで変化させたピアノになり、達成感に満ち溢れてました。

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