他人からどう見られているのかという思考から離れて自分がどう感じているのかよく見てみる | 大人の自由帳

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自分のアンテナがキャッチしたことをそのまま書いてみます。

子供の頃はとても貧乏な暮らしをしていました。
まぁ昭和30年代のことですから、珍しいことではなかったのかもしれませんが、炊事場もトイレも共同で、六畳一間のうなぎの寝床みたいなアパートに住んでいたんですよ。

母親は当時若かったこともあって、同じアパートで暮らすお母さんたちからいろんな料理を学ぶことができてよかったと言っていましたが、まぁそれはそれは、絵に描いたようなというか、三丁目の夕日そのものの生活がそこにはありました。

 

で、僕はというと、自分の家が貧乏だという認識は全くなくて、それを感じさせなかった両親も偉大だったと今さらながら思いますね。
多分それは、「ウチは貧乏だ」とか「お金がない」というような会話がなかったからでしょう。
「もしかしてウチは貧乏なんじゃね?」と感じ始めたのは、小学校の高学年の頃だと記憶しています。

 

 

なんでこんなことを書いているかというと、子供の頃は自由で気ままで毎日が楽しかったし、とにかく遊ぶことに夢中でした。
それが物心がついてくると、他人との比較が始まり、大人になるにつれ不自由さが身につき窮屈になっていきます。
そしていろんな物事の判断が、自分ではなく他人や世間に振り回されるようになり、混乱してしまうことが少なくありません。

 

子供たちから学ぶことはたくさんあります。
それは忘れてしまっていたことを思い出させてくれるからです。
楽しいとか幸せだと感じるのはまさに「自分」であって、他人が感じるものとは違うのです。
その基準は常に自分にあります。

他人軸で考えてるかもな〜と思った時には、一旦リセットして童心に返ることですね。

余計なことを身につけてしまって、「自分」を見失っているかもしれないからです。

 

2019年から2020年にかけて、人生が大きくシフトするタイミングです。

慣れ親しんだ今までの視点や感覚や価値観を変えざるを得ないことがたくさん起こるでしょう。

外へ外へと向いていた思考回路を内側へ向けることです。

本当は全て自分が知っていて、どうしたいのかも自分がわかっているのですから。